シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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とてもよかった
頭のいい登場人物がしっかり頭よさげに行動するのが気持ちいい。計算も何の意味があるのかさっぱり分からないのだけど頭のよさそうな感じがしていい。長澤まさみが何語か分からない外国語で話しかけて通じるのがかっこいい。
席がけっこうぎゅうぎゅうで、両隣に客がいて、左隣の客のスマートウォッチが5分おきくらいに光る。すごく迷惑だけど、ヒット作とはこういうことが起こりがちだ。文句を言うとその後ずっと、言ったことが気になって集中できないので我慢した。
人間も宇宙人がやたらとキャラが立っていて面白い。宇宙人はそれぞれ面白いのでもうちょっとじっくり見たい気もする。
メフィラス星人が日本政府と契約をしようとするが、そんな必要あるのだろうか。帝国主義の時代も列強は植民地に不平等条約を締結していたのでそんな感じなのだろうか。今も一応、ロシアはウクライナの州を併合する際に住民投票させようとするから支配するにしても手順が必要なのだろうか。
ゼットンがほぼ使徒だ。着ぐるみ的なゼットンも見たい。
見終わって鳥肌が立った。ただマルチバースにはちょっとがっかりだ。
良いところと悪いところ半分
(良いところ)
◯ウルトラマンのビジュアルや動き
最初の宇宙人感を感じる不気味さや
その後の人が中に入ったことが伝わる親近感。
また戦い方や挙動など素晴らしいの一言。
◯音楽、効果音
流れる音楽、BGM、なにより効果音。
聞き覚えのある音がなる度にテンションが上がった。素晴らしい。
◯散りばめられたウルトラマン大好き感
一匹目の見覚えのある使いまわし怪獣をはじめとした、あちらこちらに散りばめられたネタ。
ウルトラマン、特撮、怪獣諸々。好きであれば好きなだけ楽しみが増える。大好き。
☆良いところ総括
基本的に期待どおり、ウルトラマン大好きおじさん達が結託してくれている。動き、音、ネタにワクワク、ドキドキ、ニヤニヤさせてくれる。
(悪いところ)
◯シナリオ
シン・ゴジラの時は「ゴジラ」という絶対的な存在を軸に話が進んだ為に、シナリオのまとまりや人類が一体となっていく高揚を感じることができた。
ただ、今回の軸である「ウルトラマン」は多種多様な怪獣、敵と戦う必要がある為に話の展開が多く、まとまりが無い。
展開が早く、積み重ねも少ないためクライマックスの盛り上りが全くと言っていいほど無かった。
◯出演者
一部の出演者の演技が非常に気になった。
悪かった点の中でも特に割合が大きい。
シン・ゴジラ感を無理に出そうとしたのか?
元々下手なのか?
演技に詳しい訳でもなく、元々そんなに気にならないタイプの自分ですら見ていて辛かった。
もちろん素晴らしい演技をしてくださった方もいた。
ただ下手なのに出番が多かったり重要なポジションにいて、見ないフリも出来なかった。
見終わってすぐにSNSで同意見の方を探して
共有する事で気持ちを落ち着けたかったが、
一番演技が気になった方はファンの方が非常にいらっしゃるようで、絶賛の嵐でモヤモヤが加速した。
なぜキャスティングされたのか。
シン・ゴジラでは感じなかった製作チームの外からの芸能界、製作委員会的な圧力を感じてしまった。
☆悪かったところ総評
悪かったところ、特に一部キャスティングについてこんなに長文で書きたくなかった。
本当に辛い。楽しみにしていた分、本当に辛い。
良かった所をたくさん共有したかった。
見つけたネタを一つ一つ思い返してニヤニヤしたかった。残念でならない。
◆最後に
シン・ゴジラで「よくぞやってくれた!」と感じ、シン・仮面ライダーの予告を見てワクワクが止まらない方は是非観ていただきたい。
演出、動き、音楽、ネタ。
良いところは非常に多い。
願わくばそれ以外の所は気にせずにウルトラマン大好き、特撮大好きおじさんの欲求を満たして欲しい。
事前の心構えがあれば、きっと大丈夫。
時にはネタバレを恐れず、事前情報をしっかり収集し、様々な予測をしておくことも大事だと学んだ。
主題歌目的だったけど
自分でもびっくりするぐらい感動してしまって涙が溢れ出て困りました。
劇場で拍手喝采だったのはここ最近では記憶にないです。
エンドロールが終わり明るくなってもなかなか席を立つ人がいなかったぐらいです。
米津玄師のM八七も素晴らしい歌でした。
斎藤工さんドンピシャ
公開を今か今かと待っていたためハードルが高すぎたかな(^-^;
ストーリーにワクワク感が無い。
駆け足過ぎだし詰め込み過ぎだし
チームワークやバディ部分がまるで描けてないので薄っぺらい。
小難しいセリフの連発も棒読みのようでなんだかなぁ・・・
しかもまさかのゾフィの立ち位置に「えっ?」となっちゃって~。
マイナスなのはそこまで。
斎藤工さんの無表情な異星人感がイイね~
いやもう人間ぽく無さ過ぎてウケる
たくさん怪獣が観れて楽しいし
昭和ノスタルジーな音楽もイイ。
敵キャラの山本耕史さん
こうゆう役が本当に似合う
もっと活躍して欲しかったかもwww
令和のゼットンも斬新でイイ
だからこそ~
もうちょっとなんとかならなかったかな?
お話し部分・・・
眼福ではあるけれど。
愛があふれてる!
ウルトラマンが進化して帰ってきた(タイトル変更・追記あり)
#シン・ウルトラマン を堪能した。参った。大満足だ。見終わった直後の今、凄く興奮している。
鑑賞前に考えていたのは、シン・ウルトラマンはいったい何を見せてくれるのか。毎日夕方の再放送で私を釘付けにした頃の原風景か。それともシン・ゴジラで見せられた架空の現実か。シンエヴァで見れられた絶望と希望か。
直前にシン・ゴジラを観て、直前に庵野秀明展を観て本当に良かった。エヴァンゲリオンは観るまでも無い。ウルトラマンは体に染み付いている。
多くのエッセンスを効果的に絡めながら、そこには間違いなくウルトラマンが存在し、それは過去に観たウルトラマンであり全く新しいウルトラマンでもある。
これこそウルトラマン。ウルトラマンの意志を感じれる作品、素晴らしいじゃないか!これこそ待ってたものだ。
すごくわかりやすい映画。そこに物足りなさを感じるならば、その減点は最小の0.5。つまり完璧と言っていい映画だ。
後悔するのはIMAXで観なかったこと。参考にしてもらえるならば是非IMAXで。
【以降追記・多少ネタバレあり】
ひとまず映画館のロビーで震えながらレビューを書いたのだが、改めて響いた点を描きます。
まずこの作品は「シン」であり従来のウルトラマンではないという風に観る前から感じていた。シン・ゴジラでは主に会議や政府対応またそれをどうやって克服するかというチャレンジが描かれたが、今回の世界はそれを克服した後の世界だった。シン・ゴジラは面白かったが「またあれを見せられるのは勘弁」と思っていたところ、まどろっこしいところはぶっ飛ばした。
その上でウルトラマン登場。人型をして禍威獣を駆除するのだからコミュニケーションが取れるのではと考えるのは当然。それに関して、動機を含めてウルトラマンが語ると言うのは新鮮であった。
ウルトラマンはそう言うもんだ。という既成概念を壊すことなく、物語を進化させたことは素晴らしい。
シーンのあちこちに庵野秀明作品のエッセンスが散りばめられていたのは、ファンにとっては口元が緩む点であった。公園のブランコを下から見上げる。ゾフィの顔を至近距離から広角レンズで撮る。あ、これって思い当たる。竹野内豊が出てきた時はちょっと笑った。他にもたくさんあったであろう、ファン特典映像もマニアを大事にするが、邪魔しない良い塩梅に仕上がったと感じた。
そして外さないで欲しかった点はしっかり押さえてくれた。ゼットンはウルトラマンだけの手で倒すべき相手ではない。人の叡智とウルトラマンが合わさってゼットンを倒した。これはテレビシリーズを超える本当に嬉しいストーリーでした。
ロマン
特撮番組やSF映画などに触れ、怪獣や宇宙人や未知の世界を妄想しワクワクする。しょうもない子供のようなことだけど、楽しい。これが生きる力なのだ!そんな感情を激しく掻き立てられた。なんて言ったらいいか分からないけど、ロマンだ!
ウルトラマンが好きだったかどうかで違ってくるのでは
既存の作品の映画化、リメイクが続く昨今、どうせやるならこれくらいやってくれた方がいい。
かつてのウルトラマンを残しつつ、大胆なアレンジ。私は結構好みだった。
劇中の音楽が耳に残っている昔のアレだったりするのが高まるポイントだった。
ニセウルトラマンの頭にチョップして「イタタッ!」っていうのは子供の頃から覚えているシーンだった。それを現代の映像でやってくれたところは感慨深いものがあった。
ストーリーとしては、特別面白いとはいえないため、ウルトラマンをよく知らない人はどう感じるのだろうか。
班長の「ええいっ!」っていうセリフなどどことなく滑稽で古臭いようなセリフ回しが多かったように思う。あえて昭和のウルトラマン風にしてあるだろうと勝手に思うことにする。
ウルトラマンが好きだった人間としては、なかなか楽しめた。
(文 禍特対の劇場Tシャツ、ラスト一枚買えた幸運な人)
シン・ナガサワマサミ
小難しい理論や理屈は1ミリもわからないが、ウルトラマンをめぐる西島、有岡、早見、長澤四人の無機質な会話劇が楽しい
男目線で見る○○化したまさみ、まさみの強烈ビンタ、まさみの体臭プレイナドナド、シン・ナガサワマサミをおっさん的には堪能!(ありがとー)
影のあるウルトラマン
何でこうなった?
BGMに涙する。劇場で観るべき作品。
子供の頃に見た『ウルトラマン』が「ウルトラQ」のOPと共に今ここに蘇った。
『シン・ウルトラマン』とはそんな作品。
自衛隊や在日米軍がジャンジャン絡みミサイル着弾と僅かなズレで起る爆発。
『シン・ゴジラ』でも描かれた世界が当然のようにウルトラマンが存在する世界でも行なわれる。
幼い人類をめぐる「メフィラス星人」との意見の食い違いなど絶妙。あそこ山本くん使うの上手いなぁ。
人類の利用価値もっと見出して欲しかったわ(笑)
美人さんは大きくなっても美人さん。
ここで笑いとるようなキャスティングでも面白かったと思うんだけど…?
スカートの中、期待してしまったのは私だけじゃ無いはずだ!
面白かった!
最後もう少し見せて欲しかったけど続編⁈って気を持たせるにはちょうどいいのかな。
別称:シン・ウルトラマン マルチバース・オブ・マッドネス
ウルトラマンネオンジェネシス
やはり庵野秀明ならではのセリフ回し、カメラワーク、異次元の向こう側など、彼の世界観をウルトラマンで楽しめたのは新鮮でした。
「シンゴジラ」同様の政府のモタつきや、アメリカ政府のネタは相変わらずでした。
でも下手したら「シンゴジラ」の二番煎じに観える恐れもあり。
あと終盤の世界各国の知恵を借りる場面がプレイステーションVR越しだったから緊迫感はイマイチだった。
ウルトラマンにおけるマルチバースの一角だと思えば楽しめるはずです。
以下感想ポイント
・シンゴジラと見せかけシンウルトラマンのタイトル
・シンの世界でまたもは破壊される東京駅
・禍威獣の分析になると早口になる
・銀色ウルトラマン
・スペシウム光線による被害拡大
・神永さん自身が変人だったから入れ替わっても気付かれない
・タイマー点滅の代わりに緑色になる
・ツダケン声のザラブ星人
・すぐ条約結ぶ日本政府
・偽ウルトラマンは角ばった目
・ザラブ星人は薄っぺらい
・ウルトラ長澤まさみ(ギリギリ見えない)
・ブランコ楽しそうなメフィラス
・シンエヴァの初号機と13号機戦を思い出すウルトラマンvsメフィラス
・山ちゃん声の黄金ウルトラマンゾフィー
・ゼットンは宇宙サイズ
・変身しながら再び変身するエネルギーで次元の狭間へ
・帰ってきた神永
マルチバースの可能性
作りはマーベルやDC作品にあるような、「トンデモ設定」のヒーローに科学的ウンチクを付け足してリアルな実写映画として成立させる手法。しかし庵野秀明、樋口真嗣とくれば古参の特撮ファンがニヤリとする小細工が満載。またアングルも絶妙。実写と区別がつかないリアルさのハリウッド映画とは真逆に、着ぐるみに寄せた味のあるCGも良し。制作費の差を考えたら正解だと思う。シン・ゴジラの後なので災害シミュレーションとしての再現度の新鮮さは無くなっているものの、邦画にありがちな過剰な演技をつけない、さり気無いコメディ要素が上手いと思った。中盤、中だるみの感が少しあったけど期待通りに楽しめた。期待以上であってほしかったのでマイナス1点。マーベルのマルチバースを彷彿とさせる設定に、いくらでも続編が作れそうな期待を持ってしまった。個人的には石原さとみより今回の長澤まさみがとても「いろんな意味で」魅力的だった。彼女に「主演」女優賞をあげたい。
樋口くん、映画に盛り込みすぎたね
そもそも期待値が高かったからねー
感想としては可もなく不可もなくって感じでした。
でも、製作者のウルトラマン愛はとても感じることが出来ましたよ。特にメフィラスからの「巨大長澤まさみ」はいいね👍
エンドクレジットに飯塚定雄さんの名前があって、じんわりしました😭
難解な大人向けのシンゴジラを引き継ぎながら、より大衆向けに(低年齢層にも観てもらえる)映画制作をしたため、ごちゃごちゃしちゃった感じがしました。例えば、ゴメス、ペギラ、ネロンガ、ガボラ、ゼットン等々懐かしの怪獣たちがたくさん出て来てくれたことは嬉しかったが、そのため一つひとつのキャラや背景が薄まってしまい感慨が浅くなってしまった。
その点、シンゴジラは「ゴジラ」で一貫していて、変態することによってキャラの広がりをみせてくれてました。
自分としては、もう少しスマートにストーリーを展開させてもらった方が感情移入しやすくて良かったと思います。
ウルトラマン愛と社会風刺が込められた2時間
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