シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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レビューが消えた
「たまには観ないでレビュー」って題で「シン・ウルトラマン」レビューしたら消されてた。
観てきたけど、観る前と変わらず星3で、批判のポイントも同じ。
同じ内容書くの面倒なので1つだけ、久しぶりに岩松了見たけど、良いね。
やっぱり悔しいから前に書いたレビューを簡単に書くと、アニメヲタ、特撮ヲタ、最近だとマーベルヲタ、頼むからジャンル問わず映画をいっぱい観てほしい。っていう事をやんわり書いたのと、監督樋口真嗣に星3・5以上の映画は撮れないという2点。
今回の「シン・ウルトラマン」もTVシリーズと比較したり、他の庵野作品との繋がりを考察したりする人がいるけど、1ミリの意味も無いよ。
2時間スクリーンに向き合って受けとめたものが全てだから。
待ちに待ってたウルトラマン
懐かしい懐かしい、とにかく懐かしい。音、ビジュアル、鳴き声、モーション、構図、とにかく懐かしい。回転が多いのも懐かしい(笑
初めてウルトラマンというものを見た人は「不気味」と思う点があったかもしれません。
そりゃそうです、ウルトラマンは本来子供向けの作品ではなかったのですから。
時代の流れにより子供向け作品のポジションになりましたが、シンウルトラマンでは大人向けに戻っていたと感じます。
シンウルトラマンが令和の時代に放映されたことが何よりも嬉しいです。
愛と正義と美の化身
シン・ウルトラマン
2回目鑑賞。
3年前の制作発表イベントでお披露目されたシンウルトラマンの胸にはカラータイマーがなく、初代ウルトラマンのデザインを手がけた成田亨氏のコンセプトそのものだという。
コンセプトは「愛と正義と美の化身』
会場に現れた身長2メートルほどのウルトラマン像のなんと美しかった事か!
あれからコロナと言う禍威獣に襲われ、
編集が長引き公開日が決まらないと言う事態を潜り抜け、
満を辞して、待ちに待った本作の公開。
前置きはさておき、本当に楽しめた。
何せ推しがウルトラマンになっちゃったもので、1回目は無我夢中で見た。
俳優達も口を揃えて言うように、とにかくセリフが膨大で、専門用語が飛び交う。
なんちゃら対策本部やら、防衛省やら、日本政府や、米軍基地なども出てきて追いかけるのに精一杯でストーリーがどんどん進み、あれよあれよと展開される。
押し花が作れるほどだったと言う台本の厚みから倍の上映時間でも足りない内容だったかもしれない。
少女時代にリアルにテレビで見ていたウルトラマンより遥かに美しく崇高にさえ見えるそれが、巨大な禍威獣をスペシウム光線で退治してくれる。
ただ、外獣をやっつけるだけではない、人間への限りない愛と優しさを感じて涙した。
夜景を背にウルトラマンが戦う戦闘シーンがあまりに美しく、
健気な姿に感動した。
3年前からのカラータイマーの謎もしっかり解けたし、
「ウルトラマンよ、そんなにも人間が好きになったのか」
愚かさや滑稽さも含めて…その意味を心から楽しめた。
最後に流れる米津玄師の『M八七』がまた素晴らしい。
エンドロールに流れる出演者達の多彩さを眺めながら、
また感動に酔いしれて劇場を後にした。
1度目より2度目、より感動や気付きが大きくて、また見ようと思った。
#シンウルトラマン
#斎藤工
#長澤まさみ
#西島秀俊
#有岡大貴
大迫力の特撮映画
★3.5~4
特撮映画が好きな人と、シン・ゴジラが好きな人、2時間程度暇潰ししたい人にはおすすめな映画
ただ、セクハラ描写のある映画を絶対に避けたい人にはおすすめしない映画
【前提】
・幼少期にウルトラマンシリーズを熱心に見ていた、成長してからは特撮趣味の弟の横で流し見してたレベルのウルトラマン知識
・「シン・ゴジラ」が面白くて何十回と見た
【全体】
大迫力の特撮映画で面白かった
描写に突っ込みたくなる点はいくつかあったが、怪獣の暴れっぷり、ウルトラマンの戦闘が見ごたえがあって面白かった
映画館で見て良かった
【リアリティ】
現代の日本を反映したような世界観にも関わらず、何度も怪獣が出現してるのに普通の日常生活が送られてる違和感、対策本部の人数が少なすぎる違和感、怪獣が人々の生活を破壊してるのに呑気な対策課の人間への違和感があった
ただ、テレビのウルトラマンもチームの人数少なかったし、「そういうもの」という感じで、後半になるにつれ、世界観への違和感はなくなった
【セクハラ】
映画鑑賞前にネタバレなしの評価をチラッと見ていたが、その中でたまに見かけた「セクハラ描写」について
ヒロインが巨人化し、街中を歩いてる時のアングルやSNSの反応ではまだ「まあまあまあ…」と思ったが、ヒロインの体臭を嗅いで追跡をするシーンの描写の【長さ】が本当に気持ち悪かった
唯一巨人化したヒロインの体臭を嗅いで追跡する、という行為自体は理解できた
が、そんなに秒数割く必要があったのか?
現実世界の描写を忠実にしていない箇所があるのならば、このシーンも軽く臭いを嗅ぐに留めても良かったのでは?
という疑問が残った
【主題歌】
何て歌ってるか分からなかったので歌詞を表示してほしい
帰宅後本人のYouTubeから動画を見たけど、とても良い歌詞と歌だった
【総評】
大迫力の怪獣やウルトラマンの戦闘シーン&ジーンと来るシーンもあり、現代の日本でのウルトラマンという感じでとても楽しかった
初見で爆音上映はやめておいた方が無難
内容の前に、初見で爆音上映で観るのはオススメできません。ウーハーが音を濁らせて、庵野監督独特の小難しい言い回しとかはよくわからなくなります…
内容は、前評判の良さにハードルが上がっていたためか、思うほどの印象は残りませんでした。
もとからウルトラマンのファンの方なら楽しめるんだろうなぁ~という気はします。
シンゴジラなどと政府要人が同じ配役だったり、一連のシン庵野作品を観てるとニヤリとできるかも知れません。
ゼットンがあんな使徒みたいになるのも好みが分かれるでしょうね…
ストーリーそのものは複雑な裏切りや裏をかく伏線もなく、割とシンプルなストーリーでしたが、いつもの庵野節は健在でした(笑)
シンとは
シリーズを1話から最終回まで凝縮
破綻もないが驚きも無い
各所に仕組まれた小ネタと各々が持つイメージを照らし合わせ「ウルトラマン」に想いを馳せる
消化の良いスナック菓子のようだ
チープさを感じさせつつ緻密で大胆なアクション、盗撮アングル?と仰角の多用に庵野を
山本耕史が色々な意味でおもしろい
小さい頃のヒーロー
小さい頃に見てたウルトラマン、自分の世代だとセガとかコスモスだったかな、小さい男の子なら通ってくる道。
前回のシンゴジラに引き続きのシンウルトラマン、オープニングから懐かしくてニヤニヤした。
昔のウルトラマンはTvとかで映像や音楽が流れてたから知ってた。
前半の途中までは正直うーんって感じだったけど、後半にいくにつれて自分は面白いと思った後声優さんも津田さんや山寺さんも出ててびっくりした!
正直前回のシンゴジラは政治要素が満々で自分好みではなかったが、シンウルトラマンに関してはカトク隊が政治に絡んでるしあんまり違和感はなかったからそこは良かった後終盤から竹内豊さんが出て来てびっくりした!
続編を期待して星4にしました。
後最近長澤まさみさんのシーンがセクハラ的な撮り方をしていると聞いて注目して観て観たがそんな感じは自分はしなかった、監督それぞれ撮り方も違うからそこはしょうがないと思った。
色んなオマージュありがとう
ウルトラマンをリアル視聴していた世代としてはオープニングが絶妙!ストーリー抜きにして随所にウルトラシリーズだけでなく、様々なSF作品のフィギュアや模型が並び、更にはウルトラマンがグルグル回転するシーンも敢えて(なのだと私は思いたい)TV当時の「あれ?ソフビの人形回してるよね」って感じのチープな画にしてくれていて感激しきりでした。
そして、ゼットンとの最終決戦、ゼットンもイメージがしっかり感じられるフォルムで良かった!
まあ、最高なのは他のレビュアーさんも書かれている通り山本耕史さんでしょうね、正に配役の妙でした。
作品的には往時を知る面々には懐古的に受け入れやすく、TVシリーズに縁遠い世代の方にはVFX・ストーリー共に今一つの感想になるのではないかと。
でも、万人受けせずとも良いのだと思いますよ。
面白かったんだけど、、、
昭和のウルトラマン世代の主人と鑑賞(笑)
率直に言えば、シンゴジラはすごく面白かったけど、ウルトラマンはちょっとハマらなかったという感じです。
世代的には懐かしいですが、あまり引き込まれる内容じゃなかったように思います。
主人はとても満足していたようなので、やっぱり男性の方が好きなのかもしれないですね。
私は、まず冒頭のあまりにも素早い画面展開とハイスピードな字幕の流れに全く付いて行けず、、、
役者のセリフも難しい専門用語的なものが多く、しかも早口、、、少し疲れてしまいました。
ですが、空想特撮映画としてはとても面白かったし、良く出来ていたし、何よりも作り手や演者さんの想いがすごく伝わったと思います。
話題の作品なので、観て良かったです(笑)
テンポの良さで展開される胸アツ シン・ウルトラマン
ウルトラマンファンではなく、映画ファンとしてこれは見ておかねば!という気持ちで、シン・ウルトラマンを鑑賞。実はウルトラマンシリーズも見たことがないミーハーレビューです。
シン・ゴジラ同様、舞台を現代に置き換えて作られており、今話題の“メタバース”や宇宙空間なども登場し、壮大な物語として昇華している。映画評論には“同シリーズに特徴としてみられた約束事や設定、ひいては実相寺昭雄ら旧メインディレクターたちの演出スタイルを踏襲している”とのことで、初代からの「ウルトラマンシリーズ」を知る人にはたまらないとのこと。私は知らんけど。
本作は『君の名は(2016)』のように、とにかくスピード感が良く、目まぐるしく駆けていく(脚本がエヴァンゲリオンの庵野秀明さんだからなのね)。役者も饒舌なため、1.5倍速で観ている感じで、2倍速での動画鑑賞に慣れている若い世代も退屈することなく楽しめるかと。さらに上映時間も120分以内でちょうど良い(ファンは不満でしょうけど)。
一方でセリフが早口で、聞き慣れない謎の言葉のオンパレードとなるため、やや疲弊。(特に始まってすぐの字幕がついていけない)
カメラのアングルも独特、長澤まさみの美しさを拝めるシーンも多数(ファンはたまらないでしょうね)!ただし、セクハラ的な描写も多くて(これはTwitterでも話題になっていた)、不快な人もいるでしょう。
ドキドキワクワク心踊るシーンは盛り沢山だけど、ラストは意外にもあっさりでしたね。
人類とはなんぞや、生きるとはなんぞや、といった哲学的な意味も込められた作品となっていた。
そんなに人間が好きになったのか、メフィラス星人
最初にウルトラマンが登場するシーンはとても美しく、輝くシルバーボディーを見ると「カラータイマー無くて正解❗」と納得です
ただ、わりと早くにウルトラマンの正体がバレるあたりから人間くささを感じ始め、弱々しく見えてきます
せめて最後の闘いくらいまでは謎のヒーローとして神秘性を保っていてほしかったかな……
また、色々とエピソードに手を付けすぎて詰め込みすぎになり、後半は息切れ、バタバタな展開、おふざけ映画みたいになってしまったのは、前半の導入部が素晴らしかっただけに残念至極
まるで、途中から別の製作陣に交替してしまったかのような中だるみからの、後半失速でした
禍特対は浮いている
この映画で全員一致で良かったと言える共通認識は、
メフィラス星人山本耕史のキャラクターだろう。
彼のキャラクターだけで星3つ分ある。
個人的に言えば、メフィラス星人山本耕史には地球を征服されてもいいと思ったくらい魅力的だった。
斎藤工のウルトラマンも、その演技も最高だった。
初めに、ウルトラマンが禍威獣ネロンガごとスペシウム光線で山を吹き飛ばした事も、住民に今回は被害が少なくて良かったと言わせたシーンも良かった。
ウルトラQでの怪獣出現回から続く入りも悪くない。
ウルトラマンが神永と合体し銀一色から血の通った赤のラインに変わったり、アイデンティティの掘り下げも良かった。
個人的には、モンスターファイトが最高だった。
ガボラの襟巻きがドリルで武器な所も超かっこよかった。
が、不満も多い。
禍威獣がチープで薄っぺらで重さを感じない。ウルトラマンのファンではなく怪獣ファンの私は、それだけで初日鑑賞をやめた。
禍威獣はほぼエヴァの「使徒」。
メフィラス戦は、シンジ対カヲルにしか見えなかった。
(私は庵野のファンでもエヴァのファンでもないからそんなシーンがあるかどうかも知らないが。)
また、多用された実相寺アングルが非常に不快。
(ウルトラマン制作者 実相寺昭雄監督の回はウルトラマンファンに人気)
樋口組が、基本的に嫌い。(原作ファンの気持ちを無視して金儲け映画にするから)
シンゴジラは万民の共通認識があった「日本」対「災害」である。
だから、旧ゴジラを期待した人には何ひとつささらなかったろうが、概ね受け入れられた映画だった。
シンウルトラマンはどうか。
これは庵野個人のウルトラマンだ。この世界は、私の住んでいる地球でも日本でもない。そして私が子供の頃に憧れたウルトラマンでもない。
私が好きなのは、怪獣であって禍威獣ではない。
禍特対の存在は、滝君の活躍くらいでは埋まらないくらい浮いている。
庵野秀明はシンエヴァンゲリヲンの監督制作があったから今回は監督はしていないが、本当は設定決めて脚本書いて逃げたんじゃないかと私は思う。
庵野本人もこの映画には納得してないだろう。
来週も気になるを見れた気分
まず初めに、私は初代ウルトラマンを見た記憶はなく、幼少期にウルトラマンコスモスを見ていたくらいの知識で、今作を鑑賞しました。
今作を見て感じたことは、「見やすい!」
よかった点と悪かった点に分けて話します。
◎よかった点
・私が感じた最もよかった点は、毎週感じていた、「続きが気になる!」をそのまま見せてくれたことです。ウルトラマンはテレビシリーズで、毎話30分?くらいで単話で話が進められる中、「今週もおもろかったー!来週も早く見てぇ」と感じていた記憶があります。今作は、映画でウルトラマンを作ることで、1週間の区切りを作ることなく、ワクワクしたテンションのまま次の話へ進ませてくれました。映画なのに、単話をいくつか入れ込んだ様な構図にする意味はあるのか?と感じる方もおられるかもしれませんが、私はプラスに捉えることができ、非常に楽しめました。
・外星人としてウルトラマンをメフィラスらと同じく危険視することで、実際に外星人がきた時のリアリティが増していたと感じました。そして、大人になった今見ると、洗練されたウルトラマンの外観は非常に宇宙人ぽく、美しくも怖くも見える奇妙な物に仕上がっていると感じました。禍威獣たちの、ビジュアルもウルトラマンに同じく、非常に魅力的であると思います。
◎悪かった点
・アサミヒロコのお尻を叩いて気合いを入れるシーンは本当に必要なのか?これに関しては、作品の中で、浮いている印象が強かったです。また、巨大化したアサミヒロコをローアングルで写し、ネットで盛り上がりを見せたシーンでは、女性の見方を変えようとしている現代に対して、あまり適していないと感じ、不快に思う方も多くおられると考えています。
だいたいこんな感じです。個人的には十分楽しめました!そして今作のMVPは間違いなくメフィラス星人を演じた山本耕史さんでしたよね!最高でした!
「○○○○」私の好きな言葉です
これはシンウルトラマンを見た人名前では、プライベートでも人笑い取れそうですよね
シン・ダイコンフィルム?
マニアックなネタが短いカットでテンポ良くつながっており
最後まで、迫力のある映像でたたみかける作品だなと思い
見終わった後、庵野監督が学生時代に製作したダイコンフィルムを
思い出しました。
ウルトラQの怪獣から始まり、実相寺監督を意識した映像
最後は大伴昌司さんのゾーフィ! ネタ満載でした。
引きで撮影されたスペシュウム光線もアニメ監督ならではの
アイデアなのでは?と思いました。
仲間内で楽しむには良い映画かもしれませんね。
良かった部分ももちろんありまして
多くを語らない、シナリオと展開は、往年の昭和特撮を
彷彿とさせてくれました。
セリフの意味や、登場人物の思いや感情を見終わった後
自分なりに咀嚼して自分なりの答えを出す事で
自分だけの作品に昇華できます。
昭和特撮には、多く見られましたが平成に入った頃から
一部では邪道と言われておりました。
ですが、私は好きです。
見方によっては1人で何回も楽しめる作品でもある様に
思います。
最後に齋藤工さんのウルトラマンが人間体でいる時の
演技が圧感で。表情も無ければ、まばたきもしない
けど、なんとなく思っている事は伝わる
俳優という職業の凄さに感動しました。
ウルトラマンを堪能しました
おそらく、日本の映画界でのCG技術のトップは「カラー」が手がける映画なんだと思います。シン・ゴジラにしてもシン・ウルトラマンにしても、特撮のテイストを盛り込みながら、ゴジラやウルトラマンを具現化した素晴らしい技術です。ハリウッドのリアリティとは別ジャンルのリアリティが日本らしさなのかもしれません。シン・ウルトラマンはまさしく、日本の特撮映画を再現した作品でした。ストーリー云々のことは置いといて、とにかく楽しめました。ワクワクしました。映画のエンターテイメント性を盛り込んだ傑作だと感じました。まあ多少ウルトラマン熱が強いせいもありますが..幼少時代にタイムトリップしたような気分になり、堪能させていただきました。日本のアベンジャーズに期待しております。
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