シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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普通の映画館でも分かりやすく面白いが、圧倒されたかったらIMAXで観る必要あり
1回目、地元映画館の最前列で鑑賞。
あちこちに元祖ウルトラマンへのオマージュやリスペクト、トップ、巨神兵、エヴァなどのセルフオマージュも見られる。BGMもシンエヴァなどで聴いた感じの曲がちらちら流れる。いちいち面白いし、ストーリーも「そう来るか」と思わせるものがあったが、シンエヴァに比べると圧倒的なモノが足りないように思った。
2回目、遠征してIMAXレーザーで鑑賞。
さすがに音も映像も抜群にキレイで迫力満点、ストーリーは1回観て分かっていても「どノーマル映画館」で観たのとはちょっと別物の映画になるので、出来ればIMAXで観てから評価して欲しい。短期限定で上映されている「ウルトラマン4話4K」が結構元ネタになっているので、あちらも観て比べるとおもしろいと思う。
昔子供の頃にウルトラマンのフィギュアで遊んだだけ
だった位の思い出の、思い入れはそんなになかった存在のウルトラマンが、この映画を観て180度印象が変わりました。
ウルトラマンと禍威獣のシリアスな戦いのシーンと禍特対の面々のやりとりのゆるいシーンのギャップ。
CGによる戦闘シーンの迫力と規模が自分の知ってるウルトラマンとは別次元でカッコよく、見入ってしまう。
また、それぞれすべてのキャラの性格と生き様が垣間見れて感情移入せずにはいられない。
セリフがちょっと説明的で、若干見る人を選ぶかも知れませんが、自分は何度も観たいと思わせてくれる作りでした。
何より、何度も言いますが、そこまで思い入れがなかった筈のウルトラマンを見る目が映画を観る前と後で180度変わりました。
最後のシーンは気付いたら泣いてました。
使ってくれた方々に心からありがとうと言いたいです。
思い入れがある人もない人も、是非観て欲しいです。
映画館では若干音量が大きいので、小さい子はちょっと要注意かもです。
最後に、出来れば2を使って頂きたいです。
よろしくお願いします。
アツすぎる
まさにウルトラマン愛が篭りにこもりすぎた作品。総評としては82点。2回目は絶対行く
評価1.脚本・演出・コンテ:25点/30点
いやもう序盤から最高すぎた。冒頭の駆け出しで情報量が鬼のように来る。そこからザラブ星人の偽ウルトラマンの件までは100点満点のストーリー。メラフィスのストーリーも良かった!ただ、唯一不満なのは色んな人が言っているがやはり最後のあっさり感だ。ゼットン戦はもう少し予想を超える展開を見せてくれても良かったのではと思うが、瀧くんの葛藤などが観れて良かったという部分もある。全体的に禍特隊に無駄なキャラがいなくてよかった。
2.映像:25点/30点
今作の大きな特徴はさまざまな特殊な角度や構図のカメラワークだ。椅子の隙間やお菓子の袋の中からなどかなり新鮮な映像体験ができて良かった。また、CGやVFXもよく出来ていた。
3.演技:25点/30点
シンジやメフィラスが上手すぎた。西島さん個人的に好きです。
4.おまけ:7点/10点
ウルトラマンだから、という理由でおまけ多め。全体的に飽きなかったどころかアツすぎてすごく興奮していた。特にウルトラマン対偽ウルトラマンのシーン。2回目行くことをあそこでけついした。
ウルトラマン観たことないという人も是非観て欲しい。
ウルトラマンは味方じゃない
シン・ウルトラマンは面白かったですね!
科学特捜隊や怪獣に変な当て字をするところはイヤでしたが、ストーリーが良かったので2時間が短く感じました。
テレビ放送でリアルに、初代のウルトラマンから見て好きだったので、シン・ゴジラみたいにエヴァンゲリオンになっちゃうのを懸念していましたが、エヴァみたいなのは怪獣だけでした。
今作は、怪獣は他星人が地下に眠らせておいた生物兵器だったり、光の国も他星人も星間国家として対等な立場であったり、政治的な駆け引きがあったりと、昔のウルトラマンの世界を面白く再構築していました。
そして、ゼットンに勝てないのは光の国の惑星破壊兵器だったから、と理由も明確にしてくれました。
それにしても、光の国は地球人の味方ではなかったんですね。地球人が生物兵器として有効だと知れ渡ったため、他の星に利用されないように滅ぼすことにするとか。そして、その兵器がゼットンだとか、昔のウルトラマンの常識を良い意味で覆してくれました。
SF作品のスタートレックが、最初はアメリカの常識を星々に押し付けていたのに、2作目から時代に合わせて、他星の文化の発達を妨げないように干渉しなくなったのと逆なのは面白いです。
あと、怪獣は裸らしいですが、ウルトラマンや他星人は裸なのか着衣なのか分かりませんでした。ウルトラマンのあの銀色は素肌なのか、はたまたバトルスーツなのか。
最初の場面で、ウルトラマンが飛来時の衝撃で神永を殺してしまい、身代わりとして地球に居着いて地球人が好きになって守ることにした設定はいいのですが、なぜ地球にやってきたのか、そこの理由を忘れてしまいました。もう一度、観に行ってみますか。
それにしても、ウルトラマンの正体が神永だと知れてしまったので、科特隊が窓口になってしまい、様々な依頼が殺到しそう。そして、私利私欲のために利用する輩が出てきそうです。正体不明で、来るのか来ないのか、どこに居るのか分からない方がウルトラマンとしては活動しやすそうです。そういう意味では、昔の設定の方がウルトラマンとしては良かったようにも思います。
続編が作られたらたぶん観ると思いますが、その時は「ウルトラマンが誰なのか分からない」ように設定を変更するのか、または正体がバレてもウルトラマンが自由に活動できるように何か設定がされるのか。そこも興味があります。
庵野さんが描きたかったものは描かれている
最初のウルトラマンの最終回を今、見直すと自分の記憶に残っていたものよりもチープな映像です。でもそれを見てワクワクしていた訳で、庵野さんが「自分もウルトラマンを描いてみたい。」と思ったなかで、描きたかったものを描き、その上で映画として成立しているだけで十分でしょう。
シン・ゴジラだって会議のシーンや登場人物の会話のシーンを描きたかったわけではなく、多分、東京駅周辺を火の海にした禍々しいゴジラの姿を描けただけで庵野さんは満足なんじゃないかな。在来線爆弾で倒れるゴジラの姿を描きたかったわけじゃないと思いますよ。それは映画として成立させるためのお約束です。他のシーンは映画として成立するためのオマケです。そのオマケすら面白かった。
この映画はコミケで売っている同人誌であって、それを製作者という大人として商業レベルにしている訳で、むしろ自分の欲求を満たしながらもきちんと東宝映画館で全国公開作品にしているだけでも素晴らしいと思いますよ。この映画でもオマケだけで十分に面白かったです。子供がこれを見た時に爆心地から立ち上がる銀色の巨人の姿に心を囚われて、いつか自分もウルトラマンを描いてみたいと思ってもらえればそれだけで十分じゃないですか?
子供の頃にウルトラマン映像に憧れたなかで、映画研で自らウルトラマンを演じて、プロになってここまで実績を十分に残してきたうえで自分がウルトラマンを映画にすることを任せてもらえるようになる。これだけでも奇跡です。エヴァですらこの時のために登ってきた階段のようにも思えます。日本の監督、脚本家のなかでウルトラマンを撮ることを許される人は他にいないですよ。
庵野さんの夢が叶って、私達がそれを見ても面白いという映画にしてくれたことを素直に喜んでもいいのでは?
円谷プロだって自社のアーカイブに残ることを承知のうえで庵野さんに任せたわけです。東宝だって全国の映画館の上映枠を与えたわけです。この作品は円谷プロ、東宝、カラーが共同で制作した映画です。いろんな、多くの人を関わったうえで、自分の夢を叶えたうえで商業映画に仕上げたんです。
あと、総監修ですから樋口監督の映像を切り貼りしたのは庵野さんです。自分が撮らないなかでも樋口さんに任せて、上げてきた映像を編集したわけです。樋口だからダメとかではなく、その前に庵野さんが納得出来ない映像だったら使っていないと思いますよ。自分が夢見た映画を樋口さんに監督を任せたんです。
庵野さんは試写会にすら出ない方です。庵野さんのなかではこの映画は終わっています。次回作のシン・仮面ライダーや噂にあるシン・ウルトラマン2に構想を練っているのでは?
あれがダメ、これがダメと今の時点で色々言うよりもDVDが出たら擦り切れるほど何度も観て、こんな仕掛けがあったのかと驚くほうが楽しめると思うのですが。
レビューが消えた
「たまには観ないでレビュー」って題で「シン・ウルトラマン」レビューしたら消されてた。
観てきたけど、観る前と変わらず星3で、批判のポイントも同じ。
同じ内容書くの面倒なので1つだけ、久しぶりに岩松了見たけど、良いね。
やっぱり悔しいから前に書いたレビューを簡単に書くと、アニメヲタ、特撮ヲタ、最近だとマーベルヲタ、頼むからジャンル問わず映画をいっぱい観てほしい。っていう事をやんわり書いたのと、監督樋口真嗣に星3・5以上の映画は撮れないという2点。
今回の「シン・ウルトラマン」もTVシリーズと比較したり、他の庵野作品との繋がりを考察したりする人がいるけど、1ミリの意味も無いよ。
2時間スクリーンに向き合って受けとめたものが全てだから。
待ちに待ってたウルトラマン
懐かしい懐かしい、とにかく懐かしい。音、ビジュアル、鳴き声、モーション、構図、とにかく懐かしい。回転が多いのも懐かしい(笑
初めてウルトラマンというものを見た人は「不気味」と思う点があったかもしれません。
そりゃそうです、ウルトラマンは本来子供向けの作品ではなかったのですから。
時代の流れにより子供向け作品のポジションになりましたが、シンウルトラマンでは大人向けに戻っていたと感じます。
シンウルトラマンが令和の時代に放映されたことが何よりも嬉しいです。
愛と正義と美の化身
シン・ウルトラマン
2回目鑑賞。
3年前の制作発表イベントでお披露目されたシンウルトラマンの胸にはカラータイマーがなく、初代ウルトラマンのデザインを手がけた成田亨氏のコンセプトそのものだという。
コンセプトは「愛と正義と美の化身』
会場に現れた身長2メートルほどのウルトラマン像のなんと美しかった事か!
あれからコロナと言う禍威獣に襲われ、
編集が長引き公開日が決まらないと言う事態を潜り抜け、
満を辞して、待ちに待った本作の公開。
前置きはさておき、本当に楽しめた。
何せ推しがウルトラマンになっちゃったもので、1回目は無我夢中で見た。
俳優達も口を揃えて言うように、とにかくセリフが膨大で、専門用語が飛び交う。
なんちゃら対策本部やら、防衛省やら、日本政府や、米軍基地なども出てきて追いかけるのに精一杯でストーリーがどんどん進み、あれよあれよと展開される。
押し花が作れるほどだったと言う台本の厚みから倍の上映時間でも足りない内容だったかもしれない。
少女時代にリアルにテレビで見ていたウルトラマンより遥かに美しく崇高にさえ見えるそれが、巨大な禍威獣をスペシウム光線で退治してくれる。
ただ、外獣をやっつけるだけではない、人間への限りない愛と優しさを感じて涙した。
夜景を背にウルトラマンが戦う戦闘シーンがあまりに美しく、
健気な姿に感動した。
3年前からのカラータイマーの謎もしっかり解けたし、
「ウルトラマンよ、そんなにも人間が好きになったのか」
愚かさや滑稽さも含めて…その意味を心から楽しめた。
最後に流れる米津玄師の『M八七』がまた素晴らしい。
エンドロールに流れる出演者達の多彩さを眺めながら、
また感動に酔いしれて劇場を後にした。
1度目より2度目、より感動や気付きが大きくて、また見ようと思った。
#シンウルトラマン
#斎藤工
#長澤まさみ
#西島秀俊
#有岡大貴
大迫力の特撮映画
★3.5~4
特撮映画が好きな人と、シン・ゴジラが好きな人、2時間程度暇潰ししたい人にはおすすめな映画
ただ、セクハラ描写のある映画を絶対に避けたい人にはおすすめしない映画
【前提】
・幼少期にウルトラマンシリーズを熱心に見ていた、成長してからは特撮趣味の弟の横で流し見してたレベルのウルトラマン知識
・「シン・ゴジラ」が面白くて何十回と見た
【全体】
大迫力の特撮映画で面白かった
描写に突っ込みたくなる点はいくつかあったが、怪獣の暴れっぷり、ウルトラマンの戦闘が見ごたえがあって面白かった
映画館で見て良かった
【リアリティ】
現代の日本を反映したような世界観にも関わらず、何度も怪獣が出現してるのに普通の日常生活が送られてる違和感、対策本部の人数が少なすぎる違和感、怪獣が人々の生活を破壊してるのに呑気な対策課の人間への違和感があった
ただ、テレビのウルトラマンもチームの人数少なかったし、「そういうもの」という感じで、後半になるにつれ、世界観への違和感はなくなった
【セクハラ】
映画鑑賞前にネタバレなしの評価をチラッと見ていたが、その中でたまに見かけた「セクハラ描写」について
ヒロインが巨人化し、街中を歩いてる時のアングルやSNSの反応ではまだ「まあまあまあ…」と思ったが、ヒロインの体臭を嗅いで追跡をするシーンの描写の【長さ】が本当に気持ち悪かった
唯一巨人化したヒロインの体臭を嗅いで追跡する、という行為自体は理解できた
が、そんなに秒数割く必要があったのか?
現実世界の描写を忠実にしていない箇所があるのならば、このシーンも軽く臭いを嗅ぐに留めても良かったのでは?
という疑問が残った
【主題歌】
何て歌ってるか分からなかったので歌詞を表示してほしい
帰宅後本人のYouTubeから動画を見たけど、とても良い歌詞と歌だった
【総評】
大迫力の怪獣やウルトラマンの戦闘シーン&ジーンと来るシーンもあり、現代の日本でのウルトラマンという感じでとても楽しかった
初見で爆音上映はやめておいた方が無難
内容の前に、初見で爆音上映で観るのはオススメできません。ウーハーが音を濁らせて、庵野監督独特の小難しい言い回しとかはよくわからなくなります…
内容は、前評判の良さにハードルが上がっていたためか、思うほどの印象は残りませんでした。
もとからウルトラマンのファンの方なら楽しめるんだろうなぁ~という気はします。
シンゴジラなどと政府要人が同じ配役だったり、一連のシン庵野作品を観てるとニヤリとできるかも知れません。
ゼットンがあんな使徒みたいになるのも好みが分かれるでしょうね…
ストーリーそのものは複雑な裏切りや裏をかく伏線もなく、割とシンプルなストーリーでしたが、いつもの庵野節は健在でした(笑)
シンとは
小さい頃のヒーロー
小さい頃に見てたウルトラマン、自分の世代だとセガとかコスモスだったかな、小さい男の子なら通ってくる道。
前回のシンゴジラに引き続きのシンウルトラマン、オープニングから懐かしくてニヤニヤした。
昔のウルトラマンはTvとかで映像や音楽が流れてたから知ってた。
前半の途中までは正直うーんって感じだったけど、後半にいくにつれて自分は面白いと思った後声優さんも津田さんや山寺さんも出ててびっくりした!
正直前回のシンゴジラは政治要素が満々で自分好みではなかったが、シンウルトラマンに関してはカトク隊が政治に絡んでるしあんまり違和感はなかったからそこは良かった後終盤から竹内豊さんが出て来てびっくりした!
続編を期待して星4にしました。
後最近長澤まさみさんのシーンがセクハラ的な撮り方をしていると聞いて注目して観て観たがそんな感じは自分はしなかった、監督それぞれ撮り方も違うからそこはしょうがないと思った。
色んなオマージュありがとう
ウルトラマンをリアル視聴していた世代としてはオープニングが絶妙!ストーリー抜きにして随所にウルトラシリーズだけでなく、様々なSF作品のフィギュアや模型が並び、更にはウルトラマンがグルグル回転するシーンも敢えて(なのだと私は思いたい)TV当時の「あれ?ソフビの人形回してるよね」って感じのチープな画にしてくれていて感激しきりでした。
そして、ゼットンとの最終決戦、ゼットンもイメージがしっかり感じられるフォルムで良かった!
まあ、最高なのは他のレビュアーさんも書かれている通り山本耕史さんでしょうね、正に配役の妙でした。
作品的には往時を知る面々には懐古的に受け入れやすく、TVシリーズに縁遠い世代の方にはVFX・ストーリー共に今一つの感想になるのではないかと。
でも、万人受けせずとも良いのだと思いますよ。
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