「2回目のほうが楽しめた作品」シン・ウルトラマン きいさんの映画レビュー(感想・評価)
2回目のほうが楽しめた作品
劇場公開中に観ましたが、あらためてアマプラで視聴。
劇場鑑賞後の感想になるのですが、
「ウルトラマンが好き」「SFが好き」「庵野作品が好き」どれかに該当しないと、楽しめない作品だと思います。シン・ゴジラが大衆向け映画としてなかなか成功してたんだなぁと感じました。
観る人を選ぶ映画。
自身は「ウルトラマンほんのちょっとだけ知ってる」「SFが好き」「庵野作品が好き」なので、
観た時、序盤は「あっ、ウルトラマンへのリスペクト強めで…あぁ〜こういう感じねぇ」と探りの姿勢から始まり、徐々に慣れていって最終的に楽しめた感じでした。
ウルトラマンのデザインが当時をリスペクているかたちで、リアタイではない身としては違和感ありましたが、これまた慣れていって、劇中メフィラスの「紳士的なあなた(ウルトラマン)が…」というセリフに大共感しました。ウルトラマン、かっこよかった。
同じ世界線なのかパラレルワールドなのか不明ですが、竹野内豊が登場したのは、シン・ゴジラとのつながりがある?ということなのか。
シン・ゴジラには斎藤工がすごいチョイ役、陸自兵で出演してたし…パラレルワールド?マルチバース?
そのあたりもSF要素あって、興奮しました。
政治、国際問題、軍事…シン・ゴジラに続き庵野監督の好きなこと詰めてる感はありますが、庵野作品好きからしたら嬉しい。
ウルトラマンを知ってたら、もっといろんな発見があり楽しいと思います。
今回、劇場鑑賞でストーリーや設定などなど、すべて分かった上で視聴した2回目のほうが、より楽しめました。
あと、禍特対のメンバー全員キャラが立っててよかったです。早見あかりちゃんと、ジャニーズの子、初めて二人の芝居観ましたが、想像以上にうまかったです。