「CGと空想特撮の手作り感」シン・ウルトラマン かずさんの映画レビュー(感想・評価)
CGと空想特撮の手作り感
観るべきか観らざるべきか、散々自分の中で迷ったあげく、「後悔するなら観てから後悔しよう」
と、公開から2ヶ月近く経過してようやく。
禍威獣出現の背景や、政府の責任の所在をたらい回しするキャッチボールが小難しい。
まあ、そこは深く考えずにラップミュージックのような「ノリ」を楽しめばいいんだろう。
全てをCGにすることは可能なはず。
それでいて、街や建物などを破壊するのは特撮でしたよね。
「あー、こんなウルトラマン、いいなあ」
と、頷きながら観ました。
製作者の「ウルトラマンは特撮だ!」という「愛と矜恃」を感じました。
長澤まさみのスカートを下から覗こうとした、スケベオヤジは私だけではないはず。
いつにも増して美しく撮影されていたなあ。
惚れ直しました。
ゼットンの脅威、それでいて科特隊の武器で倒されてしまうテレビ版でのビミョーなゼットン。
そのビミョーさをストンと腑に落ちさせてくれた展開、満足でした。
仮面ライダーも観に行こっ!
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