「ウルトラマンを一度も観たことがない状態で鑑賞」シン・ウルトラマン のぞみさんの映画レビュー(感想・評価)
ウルトラマンを一度も観たことがない状態で鑑賞
池袋グランドシネマサンシャイン シアター12にて IMAX レーザーGTで鑑賞。
物理科学要素、最初押しすぎててちょっと鬱陶しかったけど、今回のキーパーソンということで。
人間の歴史の中で知ってきた知識とは、大きな宇宙から見たらなんてちっぽけで、無力で、なぜ私たちは、自分たちが唯一無二の存在だと思って生きれていられるのだろう。
これまでやってきた努力や自信があるからこそ、そして知識があるからこそ、太刀打ちできない、神の力を前に誰よりも絶望する姿。
そして、少しのきっかけから、ちっぽけな可能性を信じて紐解いていく。
一筋の希望を見つけた時に、蘇る目の輝きの描写が良かった。
自らの死も厭わず、子供の盾になった姿然り、
こういう、いわゆる「人間味」とやらに、興味と愛着を抱いたのだなと思います。
人間とはなんと矛盾だらけで、欠点だらけなのだろう。だけど何故か愛おしい。
ウルトラマンは、名前とフォルムを知っている程度、一度も観たことがない
という状態から、初めて観て楽しめるか?
という期待を胸に、全くの前情報なしで鑑賞。
この時間で、よくあれだけの情報を起承転結の中で表現できたな、と驚く。
展開が早いのは致し方なし。どんどん異星人交渉にくるな〜って、ちょっと面白かった。
長澤まさみ、今日本で1番、2番目にいい女優だと確信している。
せっかく途中から参戦したのだから、もうちょっと特殊さというか能力的な部分の活躍を期待していたけど、しょうがないか。。。
シン・ゴジラと同じく、日本の特殊な文化や御作法的な部分、好きなんだけど、ちょっと飽きたかも。
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