「ウルトラマン(光の国の戦士)という存在について考えさせられた」シン・ウルトラマン s sさんの映画レビュー(感想・評価)
ウルトラマン(光の国の戦士)という存在について考えさせられた
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ゾーフィ(ゾフィー)が敵役にまわることに不信感を募らせた人が数多くいると思う。
今までのウルトラシリーズでは光の国の戦士達は幾度となく地球及び地球人を救ってきた。ただそれは彼らが地球人を好きでいてくれたからであり、何も知らない光の国の戦士が無条件で救ってくれるわけではない。そして彼らは私たちから見たら正義の戦士だが、怪獣や一部の星人からしたら敵である。そして今回、ゾーフィは地球人について対してゼットンを投入して滅ぼそうとしてきた。これは地球人は野蛮な知的生命体であり、その野蛮さを持ったまま光の国の戦士と同等の存在へと進化する可能性があると認識したからである。彼ら光の国の戦士達は地球の守護者ではなく宇宙の平和を守る者である。ゾーフィは地球人を怪獣と同様の悪だと判断し、宇宙の平和のために地球人を滅ぼそうとしたのではないだろうか。
そもそも光の国の戦士は誰の味方なのか、勝手に人間の味方だと考えているのはウルトラマンを神だと思っているのと同じではないか。
ウルトラマン(光の国の戦士)という存在について今一度考えさせられる、一つの考察を見るかのような作品だった。
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