劇場公開日 2019年11月15日

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「どんでん返しが地平線の向こうまで転がるスパイシーなブラックコメディ」盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲 よねさんの映画レビュー(感想・評価)

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5.0どんでん返しが地平線の向こうまで転がるスパイシーなブラックコメディ

よねさん
2020年1月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

盲目のピアニスト、アーカーシュはささいな交通事故をきっかけに知り合ったソフィアの誘いで彼女の父が経営するレストランでの仕事にありつく。実はアーカーシュはアーティストとしての自分を追い込むために盲目のフリをしているだけだったが、レストランでの演奏が常連客の不動産屋で元映画スターのプラモードに気に入られて、自宅で自分の妻シミーのためにピアノを弾いてほしいと頼まれる。約束の時間にプラモードのマンションを訪ねるとそこにはシミーしかおらず、仕方なくピアノの演奏を始めたアーカーシュだったがリビングにはプラモードの遺体があった・・・からのブラックコメディ。

何だかよく解らないイントロから始まって殺人犯との心理戦等色々スタンダードなサスペンスはもちろんあるんですがそこはやっぱりインド映画、中盤で主人公に襲いかかる災難でギョッ!とさせられたかと思えば、そこからあれよあれよと話は地平線の向こうまで転がります。特にビックリするのは突如宗教観にズブッと足を踏み入れるところ。そこからガラリと作品トーンが変わり舞台は何だか見覚えのある場所に。これはポール・トーマス・アンダーソンの『マグノリア』に似たやり方ですが、本作にはさらに先があってポーンと投げつけられるドライな結末はめちゃくちゃスパイシー、確かにインド式です。

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よね
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