劇場公開日 2019年11月15日

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「悪人たちの化かし合い騙し合いの末に待ち受ける地獄絵図」盲目のメロディ インド式殺人狂騒曲 regencyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5悪人たちの化かし合い騙し合いの末に待ち受ける地獄絵図

2019年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

知的

「インドのコーエン兄弟作品」という批評が実に的を得た、ブラックなクライムコメディ。監督自身、『ファーゴ』を参考にしたと公言するように、悪人たちの化かし合い騙し合いのオンパレードが続き、後半は殆ど地獄絵図のような展開に。
個人的にインド映画は冗長なので苦手だが、これはダレずに観ることが出来た。
ちょっと気になったのは、登場人物たちの会話がヒンディー語以外に英語も交ざっている点。舞台となっているブネーが、インドの中でも大都市のようなので、市民たちも普通に英語を使っているということか。
あと、インドでは臓器売買ビジネスが結構身近なものなのだというのも、改めて認識。
いかにも音楽を重要視するインドらしい、エンドクレジットのおまけも注目。

regency