劇場公開日 2020年1月24日

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「あたたかさに包み込まれる」his るきにろさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0あたたかさに包み込まれる

2020年2月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

幸せ

完成披露試写会、先行上映を含めて5回鑑賞した。
主人公の迅の日常生活を軸に、元カレやその家族、町の人達との関わりを丁寧に描いていて、1人1人にリアリティがあり、そこに存在するかのようだった。
私は性的マイノリティでもないし、シングルマザーでもない。
でも、心の奥深くに閉じ込めていた弱さ、葛藤をさらけ出させられて心が痛くなったけど、各人が優しさを持てるようになった時、それぞれにちゃんと癒しや救いをくれる人がいて、ラストではあたたかく、幸せな涙が溢れた。
そして、この映画の凄いところは、何度観ても新たな視点で観ることができて、新たな疑問と発見を得ること。
感じた疑問を深く深く考えると、登場人物への感情も変化し、また観え方が違い、その度に涙腺が崩壊してしまう。
また新たな視点が出てきたので、6回目を観に行こうと思います。

るきにろ