「食う、貪る、という人間の性(サガ)」異端の鳥 jollyjokerさんの映画レビュー(感想・評価)
食う、貪る、という人間の性(サガ)
異質な存在を排除し、される。しかし生きるために食う。快楽を貪る。ほんの少しの安らぎを求める。そのためだけに次の場所を求める。人間の本性はそれだけのことかもしれない。
白く塗られた鳥は仲間外れにされ大地にたたきつけられ死ぬ。見た目が違うだけで?或いはユダヤという生まれながらの本質は、白く塗られていなくても嗅ぎ分けられてしまうのか。
いや、Joskaという名前は忘れるはずもない。本質はJoskaという立派な自分なのだ。人間の本性は、生きていこうとするJoskaそのものなのだろう。
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