マリッジ・ストーリーのレビュー・感想・評価
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美化されていない夫婦のリアル
3回観て3回泣いた。
これほど結婚生活、夫婦の絆を表現できている作品は他にあるのでしょうか。
離婚の話だけど、究極のラブストーリーなんだと思う。恋愛とかそういうものをすべて超えたところにある愛情みたいな。
2人が言葉でお互いを傷つけ合い、激しい口喧嘩をしてしまうシーン、もう苦し過ぎた。
でも、その直後に自分の言葉に後悔して、お互い思いやる姿が温かくもあり、切ない。
チャーリーが最後に歌うシーンも、この歌詞こそ彼の本当の想いなんだろうなぁと。これもまた切ない。
そして、ニコールの手紙の最後も、切ない。
切ないだらけだけど、本当に夫婦の絆を感じさせて、本当に美化されていない夫婦のリアルが描かれている素晴らしすぎる作品です。
結婚してる人、結婚の経験ある人に響く映画。
そして、アダム・ドライヴァーとスカーレット・ヨハンソンの演技が圧巻。「演技」だと思えないほど素晴らしいものでした。
これを観るためにNetflixに課金する価値あり。
YouTubeでも考察動画アップしてます。
https://youtu.be/mX9iygnbc4U
結婚→離婚あるある
NETFLIX観賞。
アカデミー候補なので、楽しみに観たのですが。期待が大きすぎたのか、ストーリーが地味に感じられ、もう終わり?と呆気なく感じ、星4には届かず。
よかった点: 主演2人の名演 好きで一緒になって、子供の誕生を喜び、少しずつ行き違い、ズレが大きくなっていく感じ。あるあるな感じで観てました。弁護士立てて泥沼化するのがアメリカっぽいですけど。お互いを罵るシーン、しっくりよく分かる。自分の事ではないのに既視感があると思って観ていたら、自分の両親だったのです。両親のケンカにそっくりでした。
マイナス点: 私が女性だからか、男性側の横暴な面が目について、そりゃ女性サイドから離婚したいと言われても仕方ないのでは?と思ってしまった。
とは言え、ラストシーン近くではきっちり泣かされました。離婚を決めたとは言え、子供を挟んで、良い父親、母親でありたいと願い、劇団の演出家と女優として尊敬もし合う。微妙な、繊細な、新しい関係を感じさせられました。
可愛さ余って憎さ百倍
夫婦ふたりのやりとりが第3者が入る事によってどんどんエスカレートしていって、それが怖かったです。離婚ビジネスのカモ化していたのでしょうか?それともアメリカでは一般的なのでしょうか?純粋に離婚だけだったらそんなにお金もかからないし、ここまで傷つけ合う事もないのかなあ。
可愛さ余って憎さ百倍
よく言ったもんです。
制度を超えて模索する家族の幸せ
これは結婚とか離婚とかの話というより、二人の人間が個人として、そして親として、結婚という制度やそこに連なる様々な調停ごとを乗り越えて、関係性を構築する話だと思った。
関係性を解消する話ではなく、新しい関係性を構築する話。
クソ女と出会ったのが、そもそもの間違い
主人公アダム・ドライバーさんはスターウォーズのイメージが強く、大根役者としての印象があったが
ジェームス・ハント(ドライバー)さんと同じように、西洋ではこの馬顔がモテルのだろう。
本作では演技が上手く、物語が進行していくにしたがって、主人公が可哀そうに思え、感情移入できた。
この主人公は糞女と出会った段階で、不幸になる運命だった。
撮影は可もなく不可もなく、良いカメラで撮影しているので、粗がでないし
室内では影もでないようにライティングするだけ。
ただ、外と屋内が同時に映るシーンでのバランスのとり方は下手。
撮影・監督まだクイントイーストウッドさんに追いついていないようだ。
アメリカの弁護士は依頼者を鴨としか思っていない糞野郎ばかりだ。
そして、ハリウッド映画にでてくる女は皆、男でも言わないような下品なセリフを連発するので、不快になる。
この映画よりもっと品のいい「クレイマー、クレイマー」を観た方がいいだろう。
👍他作品とは違う見せ方をする映画
多くの作品は、観客にシーンごとの状況を理解させるために視覚的に見せて理解させるが、この作品はとても台詞が多く、言葉で理解させるパターンだと感じました。
興味深い映画の1つ。
アダムドライバーの他の作品をもっと見てみたい。
人間味あふれる2人が最高
離婚をめぐるたくさんの会話とぶつかり合いを演じたスカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーの演技が最高。
お互いボロボロになりながら、全力で対峙し、時に支え合う姿には、別れを選んだ夫婦とはいえ、あらゆる感情を超えた深いつながりがある。
言葉が溢れるシーンからも、言葉のないシーンからも、
2人にしかわからないつながりと紡いだ時間を感じ取ることができる映画でした。
2人のその素晴らしい演技を観られることに一番価値がある映画。
結末は変わらなくとも
書き出した思いこそ、一番伝えたかった気持ち、その事を知ったのは、失った後であり… それでも、譲歩する感情に少しだけ救われた思いでエンディングを結ぶ、夫婦の物語。主演二人が太い幹となり、脇役が枝葉で存在感を光らせる。小細工の無いベーシックな構成だからこそ際立つ感情表現が、切なさを受け止める様に見届けてしまう要因だろう。
アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンの二人の圧倒的な演技力...
アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンの二人の圧倒的な演技力に尽きるのかなと。
ただ、内容は体力を消耗するような連続で😅
夫婦間の不穏なやり取り、弁護人を立ててからの離婚闘争(調停)、一気に爆発させてからの涙の終結?と、他人の事とはいえ、内心穏やかにとはいかない内容で皆さんのレビューにあったような感動も私にはありませんでした。
成約の取り決めで行ったり来たりをさせられている子どもが何と言っても気の毒に感じてしまいました。
結婚に至るプロセスには愛が確かにあった、、互いに忘れていたそのことを思い出すにはやはり、距離が必要なのですね。
補足 Netflix、最強。時代の変遷を感じます
離婚騒動なのに愛が染み出してきた
NYて暮らす女優ニコール(スカーレット・ヨハンソン)と舞台演出家チャーリー(アダム・ドライバー)の夫婦崩壊の物語。
愛していないわけじゃないのに、愛する息子がいるのに、何故別れなきゃいけないのか?悶々としながら真の理由を探る。
ニコールは夫の劇団を辞め、自らの可能性を追求すべく、息子を連れてNYからLAへ。離婚の理由が見え隠れする。
LAでの弁護士をたてた争いは悲痛だった。ひとりNYに戻ったチャーリーの歌に落涙。本当に染み入った。時間が傷を癒してくれるのだろうが。
2019年の外国映画のベストの一本だろう。
まあ普通の夫婦の話
最初の幸せも時間が経つにつれ、仕事で別々に過ごすうちに亀裂が生じて、弁護士を通じて離婚協議。親権だったり、財産だったりを争うストーリーはとても日常的で面白く、何より演技力の高さが光る。ラストの子供を思う親子のシーンはとてもよく感じられた。
好きではないけどいい映画
他人の怒鳴り合いを見させられることが単純に辛く、途中でもうやめようかと思ったけれども、なんとか最後まで観切った。
既婚者として共感するところはほとんどなかったこともあり、好きな映画ではないにせよ、それでも役者2人+女弁護士が超いい演技、映画としてはすごくクオリティ高い。
「結婚」という法的なしばりを超えての、人間関係、感情を、うまい役者でよく表現している。
「ケールサラダ」には笑った。
アダムドライバーという男
アダムドライバーすげえええ…
が感想です。何か賞をとるのではないでしょうか。きっと
序盤は妻側の話なんですが、後半は俄然「夫はつらいよ」状態に。そりゃあ感情移入しますよね。
終盤のあのシーンは地獄…( ´_ゝ`)
男女で見方が違うと思うので、あれこれ意見を交わすと面白そう(夫婦で見るのはおすすめしないかも)
〜ネットフリックス映画について〜
とてもよい映画だったので沢山の人に見てもらいたいです。しかーし、都内でも数館しか公開されていない現状がとてももったいない。
ネトフリ入れば見られるけど、やっぱりいい映画は映画館で見たいじゃないですか?
事情があるんでしょうがシネコンのひと頑張ってくださいよw
緊張感のあるシーンにドキドキ
前評判の割に予告編でさほどそそられるシーンがなく、よくある家庭不和の話かなと期待せずに鑑賞したのですが、大変見応えがありました。
特に、後半の夫婦の口論のシーンが迫力満点。結婚している人やしたことのある人は、誰でも身につまされるのではないでしょうか。
一般的に、男性の方が相手の気持ちに気づきにくいので、女性が溜まりかねてそれを口に出したときには、もう遅いこともある。妻が行動に移すまで、夫に不満や希望が伝わらないというのは、古今東西同じなのですね。
男性には心して観てほしいです。両親にも勧めたい映画。
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