「【社会的にソコソコ成功しながらも、両親への義理を欠いている人に(含む自分)観て頂きたいハートフルヒューマンコメディ。今作は、両親の終活についてイロイロと考えさせられる、含蓄或る映画であると思います。】」私のちいさなお葬式 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【社会的にソコソコ成功しながらも、両親への義理を欠いている人に(含む自分)観て頂きたいハートフルヒューマンコメディ。今作は、両親の終活についてイロイロと考えさせられる、含蓄或る映画であると思います。】
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■教師を引退し、慎ましい年金暮らしを送る多くの人に慕われる73歳のエレーナ。
ある日、彼女は病院で突然の余命宣告を受ける。
5年に1度しか顔を見せないひとり息子・オレクを心から愛しているエレーナは、都会で忙しく暮らす彼に迷惑をかけまいと、自身で秘密のお葬式計画を開始する。
◆感想<Caution! 内容に触れています。>
・皆に慕われるエレーナが余命宣告を受けた後に、都会でソコソコ成功している愛息子、オレクに迷惑を掛けまいと、生前なのに終活に奔走する姿が面白くも少し、切ない。
■今作では悪者は一切出ない。エレーナの病状を心配しつつ、都会での仕事に勤しむオレク。
更に、エレーナを慕う村の人々の姿。
・エレーナが自分で、死亡診断書を手にする過程や、棺桶を自ら選ぶシーンは可笑しいが少し沁みる。
ー エレーナが、仕事で忙しいひとり息子・オレクの事を考えてイロイロと終活に励む姿。・・-
<オレクもそんな母の姿を見て、”仕事よりもすべき大切な事”に気付いて行く姿。
今作は、イロイロと考えさせられる、素敵な映画であると思います。>
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