「世紀の超無駄遣いVFXおばか大作」ロボット2.0 たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
世紀の超無駄遣いVFXおばか大作
ボリウッドのSFアクションコメディー超無駄遣いVFX大作である。よたよたヤンキーのおじさんロボット「チッティ」が活躍するのだが、主役のラジニカーントはもはや68歳とのことでマジでよろよろなのだ。そのリアルなB級自主映画的ダサアクションと90億かけたというトランスフォーマー的CGが渾然一体となって笑いどころが難しいコメディー映画となっている。しかしテーマはかなり深刻で携帯電話社会への批判(電磁波で渡り鳥の方向感覚が狂うという説があるらしい)がストレートに表現されている。それが災いして日本での公開映画館があまりにも少ない(埼玉は新都心のMOVIXのみ都内でも2館だけ)なのだろうか? そんな大手キャリア3社への忖度がやるせない表現の不自由おばか大作である。
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