劇場公開日 2019年10月25日

  • 予告編を見る

「【何だか訳の分からない凄く変だけれど面白い映画のver.2を9年ぶりに観た】」ロボット2.0 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【何だか訳の分からない凄く変だけれど面白い映画のver.2を9年ぶりに観た】

2019年10月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 この映画の感想はタイトル通りである。

 「良い意味でも悪い意味でも印象的なシーンや感じた事」

 ・劈頭の”スーパースター ラジニ”の見せ方がバージョンアップしていたが、テイストは前作と同じで嬉しくなる。自分で”スーパースター”っていうかなあ、という感想も前作同様。
 ・前半のフルVFXシーンが何故か”ウルトラマン”を彷彿とさせた。携帯電話集合体ロボットが送電塔を倒すシーンとかね。チープ感も併せて。
 ・鳥を愛するあまり、怪物になってしまったパクシをアクシャイ・クマールが演じていて、絶句。(役を選ばないんだ・・、まあ、同情できる役ではあるんだけれど、「KESARI」の勇士の姿や「パットマン」の感動的な演説シーンが・・。
 ・前作でチッティを殺人マシーンにしたきっかけを作った、ボラ教授の息子が中途半端な役柄で登場したり、サナは声だけ(これは仕方ないか)だったり、本国ではインターミッションになる所の画のカットの仕方が前作同様粗かったり、少し残念。
 ・チッティ3.0が登場する理由が粗くて(まあ、いいんだけれど・・)、全体に脚本が前作同様、かなり粗い(まあ、スーパースター ラジニカーント主演でシャンカル監督だから、いいんだけど)

<何だかんだ言いながら、147分を一気呵成に見せてしまう力技には脱帽である。あと、エンドロールで流れたダンスシーンも実に煌びやかなラジニカーントワールドであった。スーパースターはお幾つまで映画に出演するのだろうと下衆な思いも抱いてしまった作品>

NOBU