「1話から一気見してしまった」全裸監督 cenrivさんの映画レビュー(感想・評価)
1話から一気見してしまった
英語教材を売る成績の芳しくないサラリーマン村西。
妻には不倫され、会社は売上を持ち逃げされ倒産し、どん底にいると、トシと出会う。トシとビニ本を販売する商売をはじめAV業界へと流れていく。
ジャンポケ斎藤さんの物真似を先に見てしまっていたので、パンイチの撮影とか、ホラ貝の、シーンとか斎藤さんそのままだった。誇張してるかと思いきや。
第1話の営業トークもままならない村西とAV業界に染まってからの村西が違いすぎる。自信を持てばわたしたちはなんにだってなれるんだ、と思った。
AV女優の黒木香の存在感がすごい。
親に縛られて育てられたお嬢様。母子家庭なのになぜかお金がある自分の家の秘密を知ってしまい、自分も自由に生きたいと思い、興味のある、性の世界へ足を踏み入れていく。
もうなんというかエロではなくたしかに芸術だった。黒木香自信がこれは哲学ですと言っていたが、本当にそんな感じ。ホラ貝を吹いていて明らかに変な演出なのになんかじっくりみちゃう。不思議。
山田孝之、満島真之介、玉山鉄二、小雪、ピエール瀧など、Netflix限定のドラマにはもったいない豪華キャストでみんな体当たりです。
日本のエロ業界の歴史がわかるのと、当時の日本の雰囲気が、ノスタルジックでよい。
ビニ本はビニ本でロマンがきっとあったんでしょうね。
いまは簡単にネットにエロが落ちているからなあ。
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