「コシノカイテン」喜劇 愛妻物語 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
コシノカイテン
水川あさみに濱田岳。絶対イケそうな根拠のない自信がありました。確信に変わるのにさほど時間は要りませんでした。
やっぱりタンクトップには赤パンツ。
新津ちせちゃんの困った顔の演技すごく良かったです。海水浴場の監視員のあの腹!ソフトクリーム柄の浴衣の光石研も普通に良かったです。なんと言っても、女子高生が白眼むいて腰振りながら伸ばし棒でうどんを伸ばすシーンがエロくて圧巻でした。
10年前だったら、アタシのパンツも立派なテントを張っていたでしょう。
水川あさみはもちろんアタシのかみさんではないからこそ、妄想してしまうのですが。夏帆のセリフもいやらしかったですね。
あのパンツはピンクに見えました。それだけ長く大事にはいている証拠。夫婦愛ですね。深紅の赤パンツは東京ではなんと言っても巣鴨商店街のマルモです。たぶん赤パンツを買うシーンは巣鴨ですね。私も赤パンを世話になった人の還暦のお祝いに買ってあげたことがある。男用も充実しています。還暦のお祝いに浦和レッズのファンの人なので、レッズの赤いシャツをあげたいが、幹事がパンツまでは予算が足りないというので、下は巣鴨の赤パン(ボクサーパンツ)で間に合わせたのだ。気が利くアタシは奥様用の赤パンツも買って幹事に渡した。蛇足ですが、その御仁はたぶん奥様ではない人に履かせた可能性が高いとみんな言ってました。
讃岐うどんのコシ(腰)は足踏みによって生まれる。惜しむらくはやたらと合体に持ち込みたい豪太がチカにマッサージする場面で、「しつけーんだよ、そんなにマッサージが好きなら、アタシがあんたの中途半端なこいつを鍛えてやるよ」とふんずけるシーンがあれば☆5つでした。
香川の寿司屋で水川あさみが呑んでいた冷酒の名前はコシノカイテンでした。腰の回転。気付いた? 気付かなかった人はもう一回観て下さいね。
この映画シリーズ化できると思いますよ。釣りバカ日誌には及ばなくても5シリーズぐらいは行けそうです。 水川あさみはテレビドラマで看護師長役(主演は中島あやみでしたが、彼女の方が主役だと思ってとても楽しみに観ていたアタシ。 松竹じゃないけど、もしかして、日本映画の金脈堀当てたかも。初日のシアターは中高年の方が多かったです。それだけ、シリーズ化できそうな笑って泣ける邦画への期待が高いのではないでしょうか。
さて、次回作はどこがロケ地になるのでしょうか。豪太は絶対車の免許取ってはダメです。大久保佳代子はレギュラー決定ですね。次回作のお酒の名前も楽しみです。