トップガン マーヴェリックのレビュー・感想・評価
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文句の付けようがない続編
文句の付けようがない続編。かと言って前作を観ないと分からないわけではなく、前作との繋がりを示すシーンがしっかりとした説明になりつつ、前作のファンにとっても野暮ったくなく当時の感情をしっかり喚起させるつくりなのは全続編映画に見習ってほしい。
この映画の凄さは、ほぼ全てのシークエンスが前作を構造的になぞりつつ単独の作品としても成立させている上に、何一つトリッキーな事をせず只々一つ一つの要素の強度を高める事がそのまま作品の強度につながっている点だと思う。ベタだけど予想外、型破りだけど型通り、欲しいものを欲しい時に最高の味付けとタイミングで提供してくれる、そんな作品でした。
正直前作は普通程度には面白いベタな作品だと思ってて、全然期待してなかったし思い入れなんて全然なかったから、思い入れがないのに続編をこんなに楽しめるのが不思議でしょうがない。映画って本当に面白いですね。
前作を超えた
「かっこいい」につきる
全部かっこいい!トムクルーズがかっこいい、画角がかっこいい、エースパイロット達がかっこいい、幹部達やエンジニアの人達がかっこいい、音楽がかっこいい、前作との絡め方がかっこいい、何を挙げてもかっこいい!
CGがふんだんに使われているのでしょうが本物と見分けがつかないほど臨場感がありました。おかげで興醒めすることなくラストまで楽しめたと思います。
前作を良い形で踏襲していたなと思いました!舞台は同じだけれど全く違うストーリー、でも前作のストーリーがしっかり絡んでいる。変に前作を引きずるような内容ではないので新しい気持ちで観ることができました。
トムクルーズが「父親代わりになりたかった」の一言が表すように若作りしまくりではなくあくまで30年経たマーヴェリックをきちんと演じてくれたのが良かったのかなと。
ありがちな「結局あんたが行くんかーい」って展開でしたが、マーヴェリックがずっと抱えていた不安を解消する1番の方法として最適な形と納得できるものでした。
ルースターにはもうちょっとかっこいい展開を期待してました。うーん残念。殻を破って劇的に変身して欲しかったなぁ。その点マーヴェリックが天才すぎたかもしれません。
個人的No. 1はハングマン!意地悪そうにニヤニヤして、でも潔くてかっこいい!選抜された人達へしっかりエールを送る姿は最高でした。そして最後の登場!かっこよぎでは…?
見てて気持ち良い、スカッとする映画は久々でした。観て良かったー!
カッコいい
トップガン マーヴェリック
トムにオスカーを!!
やべぇよ、マジやべぇよって感じの
完璧過ぎる続編。完璧過ぎる映画。
トムはほんと映画を分かってる。
至高の感動、極限の臨場感。
観客まで伝わるG。
空を肌で感じる傑作。
そして、あのアンセムたち。
今年暫定1位。
アカデミー賞はこの作品に。
考えるな、行動しろ。
一言で言うなら
めっちゃ面白くて感動する
トム・クルーズのドキュメンタリー映画
さすが、トマトも
MIゴーストプロトコル、オールユーニードイズキル、MIローグネイション 、MIフォールアウトに続き90%台。
マッドマックスFR以来のアクション映画と大絶賛されてるのは伊達じゃない。
マッドマックスFRやダンケルクのように人物の心情を深く掘り下げず、内容でなく映像で語るタイプの映画ではなく、
ストーリーも感動的で完璧な上で
アクションもダンケルクが比較にならないほど、体感したことのない究極系となってる。
アクションはあのMIシリーズすらも凌ぐレベルで凄まじく、(まさに史上最高のアクション)
スパイ役ではないから、1人のパイロットとして、1人の男としての人間臭さを感じるトムの表情がほんと堪らない。
トムが画面に映るたびに涙ぐんでしまう。
前作のオリジナルよりも今回の続編の方が良かったという印象。 ストー...
パイロットたちへの鎮魂曲(レクイエム)
ワシントンで偉くなったシャーロットが、悩めるマーヴェリックにアドバイスするとか・・・
トップガンに返り咲いたマーヴェリックとその教え子達が、困難なミッションに挑む物語。
前作は厳しい評価を書きましたが、本作は映画としても観るべきものがある作品だったと思います。
違いは、やはり映画に芯が一本通っているところ。
核不拡散条約を破ろうとする某国の核施設への攻撃。不可能と思われる任務を遂行する為の過酷な訓練。
この芯があるため、クライマックスは映像の迫力だけではない緊迫感を覚えることが出来ました。
個人的には、前作で亡くなったニックの遺児を登場させ、その軋轢を描くのは諄さを感じます。
逆に、前作で登場しなかったペニーが旧知の仲として登場するのは、2作目の作品として戸惑いを感じてしまいます。
36年ぶりの新作の難しさだと思いますが、前作ヒロインのシャーロットも登場させれば、戸惑いも緩和されたかもしれませんね。
いわゆるアメリカン・ムービー
過去は水に流せ
戦闘機の空中戦のシーンを語るつもりはない。、
誰が見ても凄いのはあたりまえで、あえて自分が語るまでもないだろう。
あえて語るとすれば、トム・クルーズとヴァル・キルマーの再会シーンだ。
戦闘機の轟音に、軽くかき消されるシーンと言ってしまえばそれまでだが。
ガンで声が出ないヴァル。余命いくばくもない。トムの言葉にパソコンの画面で返す。
「過去は水に流せ」
ヴァルの言葉が、ふたりが辿ってきた軌跡を一瞬打ち消す。
「僕は教官じゃない。戦闘機パイロットだ」と息巻く、トムの迷いを軽く一蹴する。
二人の仲だからこその間合いと呼吸。
前作は観ていないのに、このシーンだけでトムとヴァルの軌跡が感じ取れる。
男同士の固い誓いも、たまにはいいと思った。
前作を知らずに鑑賞
前作を知らない人に思い出補正やフィルター無しに見てもらいたい、と友人に言われたこともあり鑑賞。
公開タイミングから大きく遅れていたため小さなスクリーンで見たが、大スクリーンで見るべきだったと後悔した。
過去作を知らない(あらすじにも満たない最低限の人間関係だけ聞いた)状態だったが、ちゃんと推察出来るような描かれ方なので問題ない。むしろ自分であれやこれや想像するので、ただ口開けて映画を詰め込まれるのではなく咀嚼しながら鑑賞することで、より作品にのめり込めた気がする。
たびたび描写で「恐らく前作でこのようなシーンがあって、再び同じシーンがあることに胸アツになるところなのだろうな」というシーンがあった。それが正解なのかは分からないが、今では無い往年のアメリカ映画っぽさがたびたび感じられた。
現在のアメリカ映画といえばこういう要素が必ずある、という側面にそろそろ満腹感を抱いていたので、よりトップガンマーヴェリックが刺さったかもしれない。見ている最中、ネットミームの「こういうのでいいんだよ」顔していた。
前作を知らないこと前提で見た私でも往年のアメリカを感じたので、前作を知っている人がみたら多方面で良さを乗算で感じられるのだろうと思う。
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