「トム・クルーズがジェニファー・コネリーとの逢瀬を彼女の娘に目撃された場面では思わず声をあげて笑ってしまった。 私の前方の席の女性がこっちを振り返ったくらいだ。」トップガン マーヴェリック ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)
トム・クルーズがジェニファー・コネリーとの逢瀬を彼女の娘に目撃された場面では思わず声をあげて笑ってしまった。 私の前方の席の女性がこっちを振り返ったくらいだ。
Movix堺で映画「トップガン マーヴェリック」(Top Gun: Maverick)を見た。
映画館にはほとんど99.9%カミさんと出かけるのだが、今回はカミさんの都合がどうしてもつかないのでひとりで出かけることにした。
劇場に来るのは2021年10月「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」以来8か月ぶり。
月曜日の午後6時からの上映回、
観客は18人。
広い劇場がもったいない。
映画館では予告編が楽しみであるのだが、
「アバターの続編」が公開されるようだ。
トム・クルーズの次回作も楽しみだ。
これは何だ?と見ていたら「ミッション・インポシブルの次回作」のようだ。
かなり期待できる出来栄えのように見えた。
「トップガン マーヴェリック」の劇中では、戦闘機、オートバイ、ヨット、何に乗っても
トム・クルーズはかっこいい。
7月には還暦になるトム・クルーズだが劇中では恋をするシーンもたっぷりある。
オレらくらいの年齢になると若いコよりも年配の女性に魅かれるものだ。
劇中の妖艶な女性は誰かなと思っていた。
終劇後のネームクレジットでわかったのだがジェニファー・コネリーだった。
こんな素敵な熟女になっていたとは。
トム・クルーズがジェニファー・コネリーとの逢瀬を彼女の娘に目撃された場面では思わず声をあげて笑ってしまった。
私の前方の席の女性がこっちを振り返ったくらいだ。
劇中での米国の仮想敵国はイランに間違いないと思うのだが、伏せられている。
敵国との紛争、厳しい訓練シーン、激しい戦闘シーン、部下との誤解とその後の相互理解、訓練生同士の争いと友情、愛国心、熟年カップルの恋、こんなにもてんこもりなのに、この映画の脚本はすべてを上手くまとめ上げている。
ラスト近くのシーンでは胸が熱くなった。涙でタオルが必要になった。
米国映画サイトでは観客支持率が99%、批評家支持率が97%。
こんなにも高い数値はめったに目にすることがない。
監督をやると目されていた「誘拐犯」の監督クリストファー・マッカリーが脚本だけ担当することになっていたのは意外だった。
トム・クルーズ60才
ジェニファー・コネリー52才
ジョセフ・コジンスキー48才
クリストファー・マッカリー54才
上映時間は131分。満足度は5点満点で6点☆☆☆☆☆☆あげたいくらい。