モーガン夫人の秘密

解説

「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのキーラ・ナイトレイが主演を務め、戦争で愛する者を失った男と女が孤独を埋め合う姿を描いたドラマ。第2次世界大戦で連合国が勝利してから5カ月後。空襲で息子を亡くしたイギリス人レイチェルは、ドイツのハンブルクに駐留する夫ルイスのもとへ向かう。愛する息子を失ったつらい記憶は夫婦関係に暗い影を落としていたが、一緒に暮らすことで絆を取り戻そうとしていた。夫妻は軍が接収した邸宅に住むことになり、ルイスは同情から、そこに住むドイツ人ルバートと彼の娘を追い出さず一緒に住むことを決める。こうして新しい生活が始まるが、ルイスは仕事で留守にすることが多く、レイチェルは孤独を募らせていく。心に傷を抱える彼女は、次第にルバートに心の支えを求めるようになり……。ルバート役に「ターザン:REBORN」のアレクサンダー・スカルスガルド、ルイス役に「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェイソン・クラーク。

2019年製作/109分/ドイツ・イギリス・アメリカ合作
原題または英題:The Aftermath

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.5邦題タイトル

2021年5月27日
スマートフォンから投稿

悲しい

難しい

邦題が意味不明
危うく見ずに削除するところでした

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小さき僕

3.5戦争に勝者はいない

2020年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 イギリス軍の空爆により廃墟と化したハンブルク。町には未だ2万5千人の行方不明者がいて、生き残った人々も餓死寸前の状況。そして地下活動を続けているナチス残党もいたりして、戦後でもテロも行われている1945年冬。

 腕に“88”という刺青を入れている者は間違いなくヒトラー信奉者。アルファベットの8が“H”を意味して、88(achtundachtzig)は“ハイル・ヒットラー”の意味となり、今でも忌み嫌われている数字だそうだ。そして原題のAFTERMATHとは(災害・戦争・大事件などの)余波、後遺症といった意味。レイチェルの呟く「戦争に勝者はいない」という言葉が重くのしかかる。

 そんな状況においての不倫劇ではあるのですが、前半は戦争についての知らなかった知識が学べます。ヒトラー、ナチスは憎むべき存在ではあるものの、一般庶民は同じように戦争被害者ということが改めて理解できる。まぁ、三国同盟を結んでいた日本だって同じ。この戦後処理や復興も含めて、結局は勝者なんていないんだという強いメッセージも込められていました。

 イギリス人レイチェルと夫のルイスの息子マイケルも爆風により死亡。ドイツ人ルバートも空爆により妻を亡くしている。愛する人を失ってしまうのが戦争なのだ。まぁ、ストーリー的には呆れてしまう人もいるかもしれませんが、互いに慰め合うことは悲惨な状況下ではしょうがないことのようにも思います。こんな事件があったからこそ、ルイスも息子の死を悲しむことができたのだし、みんな前向きに生きてほしいなどと色んな思いを巡らせてしまいました。イギリス空爆の4倍ほど爆弾を落としてやったぜ!と豪語するのも止めてください・・・

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kossy

2.5ご都合主義

2020年5月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

占領下のドイツに、モーガン(ジェイソン・クラーク)と暮らすためロンドン空襲で息子を失った夫人(キーラ・ナイトレイ)がやってくる。
接収した屋敷に住むことになるが、持ち主の父娘を屋根裏部屋に住まわせる。
この父(アレキサンダー・スカルスゲールド)とモーガン夫人が出来てしまい・・・。
多分、演技力だと思うが、恋の情熱が伝わってこない。

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いやよセブン

3.0タイトルなし

2020年4月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI