「子争い」夕陽のあと Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
子争い
クリックして本文を読む
生後3ヵ月の息子をネカフェに遺棄し自殺を図った過去を持つ女と、児童相談所より赤ん坊を預かり里親として7年間育ててきた夫婦との息子を巡る想いの話。
一度は間違いをおかしたが息子の姿をみて、接してもう一度やり直したいと思った茜。
又、そうなることは予見していたのか、その為の準備も行っていたという展開だけど、現在の豊和の幸せは誰が築いたものなのか。
色々事情があったとしても7年前の行動は子供のことを何一つ考えていたようには思えないし、男脳と女脳の違いなのか、少なくとも6歳の頃から産みの母親と離れて育ち今に至る自分には産んだだけの人を親とは感じられないし、「一度失敗したら云々」は余所でやれば良いことだし、思っていてもそこで口に出して主張して良い言葉とは思えない。
結果としては綺麗に締めてくれたし、ドラマとしては面白かったものの、自己中心的でワガママな欲しがりにしか感じられず響かなかった。
コメントする