「【”頂点捕食者はワニか人間か!”フロリダで洪水時に生き残るには、クロールと潜水能力が必須です。だから、避難勧告を無視してはいけないんだって!。”ワニ映画”の嚆矢的作品。】」クロール 凶暴領域 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”頂点捕食者はワニか人間か!”フロリダで洪水時に生き残るには、クロールと潜水能力が必須です。だから、避難勧告を無視してはいけないんだって!。”ワニ映画”の嚆矢的作品。】
ー サメ映画は数々あれど、ワニがメインの映画は記憶にない・・。
サム・ライミ、プロデュースのハラハラ、ドキドキのワニ映画誕生・・。ー
・”噛まれても噛まれても、我ら、屋根上を目指す・・。” 詠み人知らず・・。
◆アメリカ、フロリダ州で注意しなければいけないモノは、”カテゴリー5級”ハリケーンとワニ。
ー これ、フロリダだけではなく、アメリカ南部では、常識だそうです・・。ー
今作は、その両方に襲われた父娘のサバイバルパニックスリラー映画である。
◆”カテゴリー5”級ハリケーンがフロリダに近づく中、幼き頃父親デイヴ(バリー・ペッパー)から、水泳を叩きこまれ、今では大学の競泳選手になっているヘイリー(カヤ・スコデラリオ)は、疎遠になっていた父と連絡が取れない事を心配して、故郷フロリダへ戻る。
妹の元彼の警官ウェインの制止を無視して、父の家に行くが留守。で且つて家族で暮らしていた実家に行くと・・。
■感想
・序盤、水が溢れた町のコンビニで強盗をしている男女3人の姿。
ー 愚かだなあ・・。君たちはワニに食べられても良し!(キッパリ)。けれど、その船は置いておくよーに!。ー
・デイブは”何故か”地下室にいて、ワニに襲われて瀕死。ヘイリーは父を助けるために、地下室へ。
ー ”上へ行け、上へ!何で地下室にいるんだよ!と激しく突っ込みながら鑑賞。ー
で、助けに来てくれた警官ウェインと同僚は、ワニに・・。可哀想に・・。
・昔、父に潜水が出来なかった事を𠮟責され、猛特訓した事や、両親の離婚の切っ掛けが自分にあると呵責していたヘイリー。
ー 潜水の能力は身に着けておいてよかったね!ヘイリー。 ー
・地下室から、出れなくなってしまい、(何かが流れて来て戸口を塞いだのかな?)ヘンリーは仕方なく、ワニがウヨウヨいる排水管を潜水で通って地上へ。
地下室に閉じこめられていた父は、溺死寸前だったが、ヘンリーのお陰でギリギリ蘇生。
・だが、水位はドンドン上昇して・・。愚かしき強盗が残した船までヘイリー必死のクロール!ワニも追って来る!
ー ハラハラドキドキ。あー怖い。オリンピック自由形で、ワニを選手に入れたら世界新記録樹立は確実だなあ・・、とおバカな事を考えながら、ホッとしたのもつかの間・・ー
・防波堤決壊!流れ込む大量の水とワニ! もう、大変です!
<アレクサンドル・アジャ監督と、制作を担当したサム・ライミが
”これからは、”サメ映画”だけではなく、”ワニ映画”のジャンルも開拓しよう!”
と言う目論見で製作した、ハラハラドキドキサバイバルパニックスリラー映画。
サメ映画の「ジョーズ」や「ロスト・バケーション」のような、ワニ映画を作って欲しいなあ、怖いけれど・・。ワニ映画、行けるんじゃない?>