劇場公開日 2019年10月11日

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「動物パニック映画+ディザスター映画=本作」クロール 凶暴領域 masamiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5動物パニック映画+ディザスター映画=本作

2019年10月15日
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鑑賞方法:映画館

怖い

前情報なし、原作未読(ないけどね)
ただポスターを見るとワニがいる。どうやらワニワニパニックらしい。(そんなのどかな映画じゃない)
ワニ映画で思い出すのは「悪魔の沼」という映画です。「悪魔のいけにえ」を撮ったトビー・フーパー監督の二作目です。内容は以下の様にシンプルです。

① 怪しいモーテルに客がくる。

② いざこざがあって経営者が大がまを振り回し
客にヒット

③ モーテル横の沼に客をイン

④ そこにワニがいて、ワニ、モグモグタイム

以下①から④の繰り返し。

どうです?ワニが襲ってくるのを期待しているじゃないですか。オンリーモグモグタイムかよ!
もちろんストーンも投げませんし、スィーブもしません。(.何故、カーリングで例える?)
最後は少し人間を追いかけるのですが、全然ドキドキしない。だって小さい女の子だよ!
絶対ダメなやつ!
映画の中の歴代の殺人鬼は子供は殺してないよ!
もしそうなったら私は卓袱台びっくり返して帰る!(卓袱台ないけど)例えフィクションでも子供はやっちゃ駄目!

という事でワニは最後までモグモグタイム。

やる気のない者は去れ!

ここから本作の話しに入ります。気をつけますが、ほんの少しだけネタバレするかもしれません。

クロール(crawl)という言葉には、水泳のクロール泳法のほかに、這うといった意味がある。
(パンフまる写しだよね)
凶暴領域とは例えば女子高生のミニスカートと
ハイソックスの間の素足の部分です。(それ絶対領域ね)
本作のワニはとにかくやる気に満ちています。
しつこく追跡する。待ち続けて圧力をかける。
待ち伏せをする。振り返れば奴がいる。(それテレビドラマね)
何回も思いました。

やる気のある奴は去れ!
(それタモさんの名ゼリフ。しかもさっきと逆)

とにかく出現タイミングが絶妙!久々に映画で絶叫しました。もし私を写しているカメラがあったら完全にコント!恥ずかしい!

過去作のオマージュも感じました。鮫映画だと
「ジョーズ」「ロストバケーション」
ディザスター映画だと「フラッド」「ツイスター」「パーフェクトストーム」

いい所を、集めた傑作です。

・・・とここで筆を、置くところですが・・・
(まだなんか言うの?)

実は私が一番怖かったのは別の所です。
私は東京の東のはずれ江戸川区に住んでいます。台風19号がきた日、会社は休みだが交通機関は全停止。家にいるしかないわけです。

ボーッとしてると突然なり響く江戸川区からの
エリアメール!恐怖!

えっ?避難勧告?どこに行くの?

またきました!用意してます、お待ち下さい。
やる事ないのでフジテレビの再放送の「本当にあった怖い話」を見ています。ドキドキ。

またきました!

用意できました。えっ?猫連れて行けるの?
堤防が決壊したらどうなるの?江戸川区は全部0メートル地帯!家康の時代から見捨てられている地帯!江戸を守る防波堤なの?

あの映画!みんなが観てるあの映画!
完全にフィクションじゃないよね。

結果は大丈夫だったけど。覚悟はしてる。
いつか・・・

それでも前を向け!!

江戸川区は危険領域かもしれないが・・・

とにかく悪天候のシーンは怖かった。

被災者の皆さん頑張って下さい。

masami
近大さんのコメント
2020年2月4日

コメントありがとうございます♪

名回答ですね(^^)

近大