ミッドサマーのレビュー・感想・評価
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キモいオカルト映画
タイトル通りです。
オカルトサスペンス映画かと思いきや、サスペンスの要素はかなり薄いです。
たぶんですが、この映画はその要素はどうでもいいんだと思います。
ただ気色悪い表現をキレイな画として撮りたかったのかな?
この集団の資金源や食料など細かい設定はどうなっているのか、今までなんで世間にバレずにいられたのか、ひた隠しながらやっている文化、つまり世間的には認められない異質な文化なんだとわかっているにも関わらず、なぜこんなことをやり続けているのか…。
等々…いろいろ疑問に思う部分が全くわかりませんでした。(抽象的でぼんやりとした浅い説明しかないです)
それなのに意味不明な儀式や行動、キモい画や表現ばかりをずーと見せられるばかりで正直ついていけず楽しめませんでした。
色々な儀式の演技設定が意味が分からずキャストさんたちも困惑したはず。笑
正直この監督の映画はもう見なくて良いとまで思いましたね。
イヤイヤ観ました
ヘレディタリーで120%の嫌悪感でしたが、ミッドサマーの嫌悪感も半端ない
お盆休みで自粛で暇だったから、思い腰をあげてやっと観ました、が、二度と観たくない、嫌悪感と不快感が満載。
なのに伏線が気になって2度観で伏線確認しながら不快感ましまし
2作続けてこんな映画撮っちゃう監督さん大丈夫?
土着信仰の博士ですかね?
いにしえの人類が土着的に行っていた信仰が文化の発展と共に消えていく現代社会は確かに悲しい事で守り続ける人々は大事だとは思いますが
人と人の繋がりが希薄で拝金主義な現代社会だって、暗部に狂ってる人達が隠されいて、この村の人達だけを狂ってるって片付けちゃいけないんだろうけど、本当に不快感と嫌悪感が半端ない
半端なく美しい自然の中で演じられる饗宴の奥底にひた隠しにされてる狂気
それはまるで美しいネオンとショッピングモールを彩る高級ブランドやお金に彩られた現代社会の暗部でうごめく狂気にみちた人々と紙一重
どちらの世界も少数の人々の犠牲の上に成り立つ表面的には美しい世界
どっちもどっち
人間って怖いね
やはり世界は陰と陽でできているんだな
ジャングルポケットかな?
ヘレディタリーと通じるものがあるね。
カルト宗教的なのが好きみたい、この監督。
他のホラーとは違い、村人には罪の意識はまったくない。
これらにおける自殺行為や殺人は輪廻的な何かであり、
命を捧げることは喜びであることが、見る人に狂気を与えるのであろう。
また、穏やかに行われる夏至祭の中で淡々と行われる殺人も
一切狂気を孕んだ演技はない。それ故逆にそれが狂気に見せるのだ。
というこのなのであろうか?
しかしながら笑ってしまった。
申し訳ないがクリスチャンが性行為をするシーンは多くの人が
笑うかもしくは苦笑いをしたのではないだろうか?
あのシーンから終わりまではまるでジャングルポケット
コントに出てきそうなカルト宗教っぷりがどうしても
受け入れられなかったな。
特に行為最中あ~、あ~とコーラスが入ったのは
まさにコントそのものだった(笑)
全体的に静かで眠いしそういうノリの映画は
基本的にボクには合わないから評価低めです。
主人公のダニーはブラックウィドウのエレーナなんだね。
また随分ムチムチでビックリ。ダイエット頑張ったのでしょうか?
想像以上の不気味さ
映画が始まったときは、あらすじを知らなかったので何のことやら分からなかった。
改めて映画のあらすじを読んでみると、祭りに行くことが映画の本旨になるが、そこに行き着くまでが長い。
主役のダニーの伏線が回収しきれていないと思う。
一瞬、三角関係の恋愛ものかと思って違和感があった。
友人達の頭の悪い発言がいちいち気になる。
しかし、全体の不気味さや映像の綺麗さ、祭りの慣習が予想外でとても良かった。
邦画ではシーンが変わるか、あえて映しに行かないシーンでもダイレクトに映っていて一瞬固まってしまった。
目を背けてしまい、正直少しトラウマになった。
邦画では表現されないグロさは新鮮だった。このシーンは友人に薦めたい。
自身の宗教観が薄いのと、外国の生活や会話が日本とギャップがあってやんわりとした描写だとよく分からなかった。
結局、あとで考察を見てしまった。
下ネタシーンは正直、ホラーなのに笑ってしまった。モザイクだらけで何を見せられているのか。
ホラーかといえば、ホラーなのかもしれないしサスペンスのようなパニックホラーだった。底の方に常に不快感がある。
爽やかな胸くそ
ホラーは普段みないのだが、ジャンルはサイコースリラーになるのではないかと思った。いままでのホラーは黒や灰色中心とした画が多かったが、この作品は白と中心に色鮮やかに画が描かれている。だが、村ぐるみの生贄や、最後の主人公の嫉妬(自己の開放もある)など人の醜さが気持ちを爽やかにはさせてくれない。ホラーとしては、襲ってくる心理描写がないのでドキドキできない分興醒めだと思う。かと言ってサスペンス要素も、(途中の絵はストーリーを暗示しているが映し方が露骨)ほぼほぼないので普通の映画に飽きた刺激が欲しい人以外観るべきではないなと思った。後、9(90年周期や9日間、春夏秋冬18周期、9人の生贄)が良くこの作品に出てきて調べてみてたら北欧神話を基に設定してるらしいです。
何を観せられてるんだろう
まあ、タイトル通りです。
これは、何を観せられてるんだろう?と
自分に問いながら何だかんだ観てました。
なんか、trickになかったっけ?こんな感じ。
仲間由紀恵と阿部寛の。
そう思えたら色々笑えてきて。
コントみたいな映画でしたね。
この監督の前作、何だっけ。あれも観たけど、
あれよりはマシでした。笑える分。
この監督、笑わせようとしてるよね?絶対。
面白いカメラアングルとかあって、まぁまぁ観られたんだけど、ただひとつ、気に食わなかったのは、
最後に彼女が笑ったとこ。
あれはいけすかないな。
なんでだろう。
別にキミの復讐の話じゃないだろ?って思って。
幼稚な設定
なんだかんだすき
アリ・アスター監督の次回作が4時間だというニュースを見て悲鳴をあげながらふと、そういえばミッドサマーのレビューしてないな、と思い出し文字を打ち込んでおります。
綺麗だけどなんだか不気味な雰囲気のPVに魅力を感じて見に行ったのですが私は割と好きでした、
「理解できない」「分からない」の恐怖を全身に受ける感覚が味わえます。
あと何より映像がとても好みでした、沈まない太陽と青い空、鮮やかな刺繍の施された洋服に綺麗なお花、美しい村の人々、不思議な建物やオブジェなどなど…
音楽も結構好みでした(不協和音が入る物も多いので人によって別れそうですが…)
初の映画館でのホラーがミッドサマーだったのもあり、いまだに忘れられず一緒に見に行った友達となんだったんだあれは…と時々思い出してます、
ミッドサマーガチ勢の考察もかなり面白くて、上映後まで楽しめました。
田舎は常識が通じない
前作観た人、前作は怖かったよね?お母さんの速さとか。
【バッドトリップのイヤさ】
パーティの途中に女の子とせっかくいい感じなのに、結果として妹を電柱に叩きつける羽目になるほどイヤなトリップってない。
あんなんなったらまずもう正気を保つコトの困難さが困難で、こんなんなるまで頑張ってお母さんでもあなたの家庭ね、模型のように上手く行きませんね?
本作“ミッドサマー“にも言えるけれど、アリアスタークいやアリ・アスター監督はレクイエム・フォー・ドリームにまさる、バッドトリップの使い手である。
たとえばホルガに着く手前のちょっとした丘でウィードを吸引する場面がある。キノコのお茶も飲んだのかな?
ダニーが突然立ちあがり
「周囲を歩いてくる」
コレなんて、完全にバッドに入りつつあるのである。
その予兆を感じたダニーは経験者らしく振り払おうとするものだ。だからこんな子連れてくんなって。。
ヒッピー的な思想に本質的な理解がある。たとえば感情にヒビが入って死にたい。あーーでも皆でそれを苦しむことで、
不思議と苦しみは分散される。
感応し、ひとつになることで、少なくとも僕らは実存の孤独からはおさらば出来る。
現代の都市生活者がいくらそれを不気味がろうと、ある意味どれだけ時代が進展してもここにある古きモノには勝てない。
劇中の舞台となる村、ホルガは不思議な場所だ。胡散臭く、美しい。絶対に行きたくない。
すべてがわりと野晒しだ。生を象徴する咲き乱れる花々と、死が同じ場所にぶち撒けられ、美しく圧倒的な暴力に身がすくむ。バタイユが草葉の陰から見てる。
自然を克服するべきもの見るキリスト教がこんな村見つけたら、焼き払いたくなる気持ちも分かる。
だっておぞましいもの。
くそホラー
気色悪い!褒めてます!
ヘレディタリーが個人的にめちゃ怖かったので、公開前からかなり楽しみにしていた作品。
幽霊とか悪魔が…みたいなホラーを期待して観るとガッカリすると思いますが、私は色んな意味で恐怖…。
ホルガ村の綺麗な景色に真っ白な衣装、笑顔の村人。
なのにそれがすっげー不気味。
主人公ダニーと恋人のクリスチャンのあの終わりが近い(てか終わってる)雰囲気が妙にリアルでそれも嫌な気分になった。ダニーに感情移入するとかなり辛い。
あとただただ気色悪い村の風習。
崖から飛び降り頭パックリ、ヤバいハーブ茶、○毛、村人が見守る中でのS○Xシーン、ダニーの悲しみと苦しみの泣き叫びに合わせて叫ぶ村の人々などなど…もう不快感をガンガン与えてくる描写の数々は凄いの一言。
俳優の演技が素晴らしいから余計にそう感じる。
意味深な死体の飾りとか文字とか、私にはさっぱりわからないし、面白いか?と聞かれたら面白くはない。人に勧められるような内容じゃないけど、凄い映画だなと思いました。
この世界観がたのしめるならダーレンアロノフスキーのMother!をおすすめする
女性に人気、、なるほど。期待してたけど、ミュージックビデオのような、「どこかでみた」感が満載の切り貼りの映画だった。目新しさは何もなかった。監督がとりたかったからとっただけのように思う。すごくビジュアルがセンセーショナルというわけでもないし、ストーリーにとくにメッセージ性や隠喩もないし、本当のカルトや文化や信仰の人々の姿や葛藤を描くわけでもないし、
演出に斬新さもない。ビジュアルがちょっときれいなだけ。まあ映画監督になったらこういうのとりたくなるよね。これをカルトの姿だと書いてるレビューがあるけど、それはちょっと浅はかすぎる。
印象としてはラースフォントリアーのメランコリアをおもいだした。でもラースフォントリアーの方が狂気を「創った」感がなくダダ漏れてるからウワテかな。そう、なんか全体的に、狂気をあまり感じなかった。きっと結構まともな監督なんだと思う。
このような世界観をたのしめるひとはダーレンアロノフスキーのマザー!をみるといいとおもう。畳みかける緊迫感と狂気の世界、シンプルなメッセージ、演出、容赦ないグロテスクさと妖しさがある。でもミッドサマーくらいふわふわソフトな「どっかですでにもう見た感」のほうが受け入れられるのかも。賛否両論まで醸し出すと一部の人にしか理解されないんだろう。
見せかけだけが美しい衣装や風景や音楽や人々の笑顔
これは異文化に接した人々が受けた
衝撃の話などではなく、
カルト宗教団体の話だと思います
「自分の頭で考える」事を放棄した人々の
行きつく先は、事の是非を問わず行われる
「排除する者、される者」の儀式
(排除する側は、自分が「残る」事によって、
集団に受け入れられていると安堵する)、
見せかけだけが美しい衣装や風景や音楽や人々の笑顔、
破壊、繁殖、
同じことの繰り返しによる自我の抹消や
同調による安心感
独自の「ルール」によって、閉ざされた世界
人間は、考える事をやめたら人間ではなくなる
いつだったか、TVでカルト宗教団体の
「合同結婚式」を見た時、
百組位はいただろうか、真っ白なウエディングドレスと
同じような笑みをたたえた花嫁たちを見て、
一見綺麗な世界の向こうに、
まるでつがいにされた獣たちを見ているような
違和感と不気味さと不快感を感じたことを思い出す
カルトって・・・気持ち悪い
この映画は、ホラーとしてはよく出来ていると思います
怖いというより気持ち悪くておぞましい世界観ですけど
本当に、こんな世界が世の中にはあったりするんでしょうね
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