「初めの評価は0.5」ミッドサマー おしおさんの映画レビュー(感想・評価)
初めの評価は0.5
観終わった後なんだこれ状態。
、、、。←これのまま劇場を出る。
やたらと長かったなと思いながらすぐにネトフリでマスクを観る。あー面白え!映画はやっぱこうでなくっちゃ!
その日の夜の夢で私はあの村に立っていた。
いつのまにかあのヒロインに感情移入していたのか、彼女の過去の傷、不安が波のように押し寄せて来る。
その状態のまま仲間との描写、ショッキングなシーンが断片的に流れ込む。
まさしく悪夢。よりによって経験した事のない明晰夢。
映画のあまりに細かいところまでが蘇り、焦燥感に駆られる。
次の日私はこの映画をもう一度観た。
みた夢と相違ない。恐ろしい程に。
そして一度登場人物に感情移入してしまえば最後。
私の頭の中に幾輪もの花が咲いていた。
悪夢が幸せに変わっていく。
面白さ、興味深さへと変わっていく。
ここまで狂ったものを描けばどれだけの常識人や評論家も虜にできるのか。
私の場合は少し特殊だが、この映画の外れた部分に幾らか惹かれる人はいるようだ。
特に声、表情、似つかわしい風景。
この映画、只者ではない。
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