羊とオオカミの恋と殺人のレビュー・感想・評価
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共感は出来ない
映画やドラマを見ているとしばしば「極限状態ならまあ……」と考えることがある。
自殺を考えている主人公の前では、常識が通用しないのは定説だ。だからこそ、あり得ない展開になる訳だが……
この映画はそのあり得なさ度が異常。とてつもない。
人を殺してる人を好きになったら、なんて想像するだけでもとてもまともではない。そこの感覚がずれているので、基本的黒須にも宮市さんにも共感する点はゼロ。
そもそもこの2人のバックグラウンドが全く描かれていないため、視聴者は切り離されたような感覚に陥るだろう。理解不能とはこのことだ。
ただ、そこをカットしたことによって、物語がスムーズに進んでいるようには思えた。
ストーリー自体はやっぱり気になって、とんでもないからこそどんな結末になってもおかしくないという思いで、最後まで一気に見た。
その点ではやはり興味をそそられる部分はあった。特に黒須の感情の変化は見ていても面白かった。おかしいとはいえまだついていける考え方だからだ。
そしてあの2人の危うさも目を離せなかった。
結果的に黒須の存在が市宮へ影響を与えたと考えると、まあ大筋はそのへんのラブストーリーと変わりはない。
"こんなことあるのか?"と"やっぱりこうなるな"って思わされてしまった点が残念だった。どっちもこの作品としては仕方ないのだけれど。
総じて評価はそこそこかなっていう感じ。まあ、めっちゃつまんないわけでもないけど、感動とか驚き興奮はない。そこそこ面白かった。
あと役者がとてもよかった。福原遥も杉野遥亮も元から大好きだったけど、より好きになった。
ウォーキングデッド
いろいろめちゃくちゃた展開とラストだったけど、ハッピーエンドっぽくて良かった。2人の奇妙な関係は100分間の世にも奇妙な話を見ているようだった。
福原遥が可愛い。アップで写っても美しい。
死臭が漂ってるな黒須。ウォーキングデッドかと思ったぞ。のセリフが1番印象的。
Amazon primeのお薦めから見ました
これは福原遥さんのイメージビデオですよね?
ちょっとグロいところも有るけど、
とても可愛らしく出来てると思います。
それでも普通に可愛いだけのビデオの方が
もっと良かったかな?
最後まで見て分かったのですが、
主役は杉野遥亮さんだったんですね。
最後まで福原遥さんかと思ってました。(-_-;)
いい臀部
無機質な殺人と無気力浪人生。スプラッターと純愛。明るい音楽効果もあって、このアンバランスな2人の構図が現実とかけ離れているため、前半部分はかなり引き込まれました。その隣人の宮市(福原)自身も2面性を持っているし、惚れた男の弱いところがさらけ出されてしまった感じ。ただ、この恋愛構図はヴァンパイア作品に多いんだよね~だからストーリーをもっと練らないと・・・
どちらかというと、福原遥よりも江野沢愛美が好み。途中から黒須が春子のほうをより好きになっていったら、展開も変わっていくことだろう。黒須の殺されてもいいというドS表現が良かっただけに残念なところ。
殺人の是非という倫理観は最初からぶっ飛んでしまっているので、非日常であってもさほど気にならなかった。また殺人を正当化する発言も、世界中で起こっている戦争を考えれば間違っていない気もする。江口のりこの不気味さがもうちょっと際立っていたなら、評価も上がっていたのになぁ・・・
ファッキンアイドル アイ!マイ!まいん!
原作未読
朝倉加葉子監督作品初鑑賞
脚本は『凶悪』『ミュージアム』『ひとよ』『夢を与える』『朝が来る』『記憶の技法』『東京リベンジャーズ』の高橋泉
主人公黒須越郎は自殺志願者
アパートの隣人は若い美女宮下莉央
壁に開けてしまった小さな穴から隣人の部屋を覗いていたら驚きの光景が
隣人はシリアルキラーだったのだ
合気道のような身のこなしで必殺武器はカッターナイフ
殺害現場を見ていたことが宮下にバレた黒須は彼女と付き合うことに
宮下が殺す人たちは全て犯罪者だという
それが彼女のルール
殺人を繰り返す宮下だがなぜか事件に発展しない
謎の組織が素早く死体処理と清掃を完璧に済ませるからだ
その現場責任者に江口のりこ
同じアパートの住人に笠松将
顔出しの福原遥の芝居をしっかり観たのは初めてのような気がする
浜辺美波主演『賭ケグルイ』にも出ていたようだが作品内容があまりにも酷すぎて記憶から抹消した
たしかに美人だがオタクの人たちが彼女のことをまいんちゃんまいんちゃんと首ったけなので自分は怪訝な表情になったものだが最近になってやっとわかった
設定がぶっ飛んでいる
絶対にありえない
悪趣味悪趣味&悪趣味
ラブコメだと言い張って堂々と宣伝する映画会社には『屍人荘の殺人』以上の悪意を感じる
しかしサロメがラブストーリーだとするならば考え方によってはこれもまたラブコメの一種なのかもしれない
なんやかんやでハッピーエンド
エンドロールで流れた曲は広末涼子が歌うアニメ『金田一少年の事件簿』のエンディングテーマのような場違い感があった
壁穴から見えたものは…
初めは壁穴から覗いた時は怖かったけど杉野遥亮のおとぼけさと福原遥の必殺仕置人みたいな感じがハマる
羊は○○でオオカミは○○だった。
繋がらないハズだよね。狩りをするオオカミと群れで暮らす羊はすむ世界が違うから なるほどね。
残虐な描写があるんだけど潔く殺すので後味が悪くない
オオカミを好きになってしまった羊くんは
何時食べられても可笑しくない
杉野遥亮がいい味出していておもしろい
福原遥は東テレのアナウンサー大江さんに似ていて美しい? いや可愛い。全体的ラブ❤️コメディですね
あっ。江口のりこもまたいいね(笑っちゃう)
私のルールは私が決めるから
人生どん底で自殺を図ろうとした黒須は自殺に失敗、しかもマンションの壁に穴を開けてしまった。
しかし、そこを除くと中には可愛らしい隣人の女子大生、宮市さんの姿が。
宮市さんの日常を覗き見れる優越感に浸りながら、それを糧に毎日生活を続けるが、ある日彼女の本当の姿を目撃してしまう。
さらにそれがバレてしまって…
一言で言うならば、
「ニート覗き魔と女子大生殺人鬼の恋と殺人」
or
最狂の人命軽視映画
隣の殺人鬼はまさかの福原遥‼︎
山田杏奈氏同様、色白美人には血がよう映える。
見た目とのギャップや日常と殺人の対比など発想は良かったが、ちいとアラが多すぎる…
イケメンがひきこもりなのは物語上100歩譲っても、風呂にも入ってなさそうな生活してて、あの健康的で清潔感のあるビジュアルはなんじゃ?
寝癖ついてたくらいじゃん。
これは偏見かもしれないけど、人と接したくない感じだったのに全くコミュ症じゃない。
覗き穴は部屋中見渡せるくらい視界広いんか?
返り血浴びてない?っていう割には、自分もあんまり浴びないよね。
秘密裏に人殺してるのに堂々とコンビニで殺人の話。
などなど、上げ出したらキリがない。
そもそも、普通に見せかけて2人ともヤバいやつなので理解不能。
宮市さんは一応ルールを決めて殺してるって言ってるけど、無差別なようにしか思えないし、黒須は自殺未遂、泥棒、覗き、殺人隠蔽・幇助、営業妨害(コンビニで代金貰わない)浮気。
カイジもびっくりするほどのクズ中のクズ。
殺人も覗きもお互いすぐに受け入れちゃうから、ヤバいやつはヤバいやつ同士惹かれ合うのかな?
「死んでいい人なんかいない」の裏返し、「死んじゃダメな人間なんていない」の発想はとち狂いすぎててむしろ清々しい。
とにかく、割とポップに描いているものの言動はかなり異常だということを忘れてはいけない。
ただ、殺人要素を抜いて恋愛だけにしたらかなり純正なラブストーリー。
近づきすぎたら刺されちゃいそうなあの関係性と、2人の作り出す幸せな空間は最高だった。
もうパピコのシーンのために観たと言っても過言じゃないくらいパピコのシーンも好き。
「可愛いから許す」なんて絶対ないけど、こればっかりは許す。
宮市さんのどこが好きかって?
まるっと。
うん、ダメだねこれ
コメディとは言え突っ込みどころ満載(笑)
主人公の理解力の無さが超級!そりゃあ大学落ちます。何故に福原遥に愛されたか謎の個性なしの普通マンだし、まあ最後はアレだけど
大した知り合いでもないヤツが死んでめちゃくちゃ悩んだり、福原遥と友達でも無い、なんなら2回くらいしか会ったことないヤツが「あの子はあなたを~」とか唐突に語り出すシーンとか(笑)
はちゃめちゃな設定に乗っかって見てもそれを上回る超展開!人生のワーストベスト10に入る映画に出会った!感謝!
福原遥のPVとしては良いです♪あと江口のりこさんも最高
非日常のなんとも言えぬ恐怖と安堵
原作の漫画は軽く知っている程度。
主人公の黒須の今の自分に不満しかないところに、たまたま現れた美しき殺人鬼の宮市。
2人の歪な関係が変化しながらも、繋がっていく。
福原遥はほんとうに綺麗で演技も上手だと思う。
ドラマ3年B組で見た時から、笑顔や涙、複雑な表情の使い分けができて、見ている人を惹き込む力があると思う。
ただ、話の流れとしてやはり、非日常なこともあり、のめり込むというよりは、ホラー的なドキドキ感、次はどうなるのか気になるという気持ちが強かった。
共感というものはほぼない、強いて言うなら黒須の「現状に不満を持った若者が、考え方を変えて、殻を破る」と言う部分か。
BGMとこちらの心境が合わない部分がややあったが、それは共感できない映画の筋とある意味合っていだと思う。
個人的に刺さらなかったため、星は3つだが、演技や構成は良かったのではと思う。
福原遥のかわいさとギャグの映画
深く考えずに見れる映画。
福原遥のかわいさと
あり得ない設定がコミカルに描かれていて
面白かった。
最初からそう思って見ていれば全然満足の映画。
星を低くつける人はそこが期待と違ったんだと思う。
主人公の性格もリアクションもハマっていて、
江口のりこの役も面白かった。
日常の隣りにある殺人の普遍性を徹底、あなたの倫理観もバグるはず
終始「思ったよりフツーかな…」って思って見てたけど、ラストにかけて何故かヒリヒリした。笑 映画好きが唸るのも納得だけど、ちょっとハードル上げ過ぎちゃったかも。
ういー、って言わない福原遥とランドセルを背負っていない杉野遥亮が主演。自殺すらできなかった大学生の黒須が出会ったのは、殺人を生きがいとする宮市さん。序盤から倫理観を揺さぶってくるかと思えば、こちらもだんだん慣れてきちゃって、ほぼ黒須の感情を追体験。同時に、小さい範囲で動く物語なので、観やすいのも特長。ただ面白いだけでなく、ラブコメとしての要素を、殺人と表裏一体にすることで生まれた、バグった倫理観を味わえる。そこにハマったりハマらなかったり…。彼女のルールや顔に翻弄されながら、殺人鬼の彼女にハマっていく。
コンビニやアパート、敵のアジト…数数える程度でのロケーションも面白い。殺人という非日常を、いとも簡単に日常と隣り合わせにしてしまう。その器用さが、演出や演技にも滲んでいる。ラストシーンは見事で、あれがなかったら結構悲惨な気がする。不思議な感覚のする映画で、これからも定期的に観たくなる気がする。
映画好きも唸るのも納得の1本。不思議な感覚のする映画ながら、あえて特異なギミックを排除したのが魅力。これはクセになる。
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