「倫理観に邪魔されながら鑑賞」羊とオオカミの恋と殺人 やきすこぶさんの映画レビュー(感想・評価)
倫理観に邪魔されながら鑑賞
まず、福原さんの登場シーン。オムライスを食べる姿が色っぽくてとても美しいんですよ。
その後は、いつものかわいらしい福原さんが続きます。(勿論、かわいらしく無いシーンも多々有ります)
福原さん、この映画に限らずコンスタントにかわいいんですが、突き抜けて美しく魅せる時が有るんですよね。
福原さんが大人の色気を出せる様な映画を観てみたいです。
さて、ストーリーなんですが、正直なところ倫理観が邪魔してしまって楽しめなかったんです。
ですが、この倫理観と言うものが厄介ですよね。
劇中の台詞にも有りますが、法律とか倫理観って国や時代の違いによって、変化してしまいますよね。
現代の殺人の倫理観だけ考えましても、死刑問題やテロの報復の連鎖、また尊厳死をどう捉えるかなど、いろいろな思想が有ると思います。
そして、この映画自体はそういう事を考えさせる作品ではないのかもしれませんが、宮市の背景が余り見えて来ないので、余計に考えてしまうんです。
この映画、私は嵌まれなかったのですが、つまらないとは思いませんでした。
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