「なぜ子育て映画は必ず吐くシーンを入れるのか。」映画ドラえもん のび太の新恐竜 ざここさんの映画レビュー(感想・評価)
なぜ子育て映画は必ず吐くシーンを入れるのか。
ドラえもんにオロロロシーンは要らないのですよ、私はその手の描写が特に苦手な部類の人間なので開始20分で「あ、もうこの映画絶対見ない」となりました。細田守作品の子育て映画なり、なぜそのシーンを入れる必要があるのか、謎です。「子育てって大変だね」の代名詞に吐くシーンという固定観念があるようで嫌悪です。もっと楽しく見させろ。笑
ドラえもんの脚本家が今の方に変わってから、ドラえもんのちっちゃいことは気にするな秘密道具のあのワクワク感も、昔より無くなった気がします。
「白亜紀は現代と酸素濃度が違う」だの、
「この冒険服は寒暖差の影響を受けないんだー!」だの、細かいことを気にして尺を稼いで、肝心の映画本編の大筋はショボい。そんな作品が最近のドラえもんは多いですね。私の肌にはこの脚本の空気、合わないようです。残念。
作画も音楽も大変綺麗でクオリティが高くても、内容がしょぼいとやっぱり台無しになってしまうんだなと思った作品でした。全体的にテンポも悪いです。
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