「みんなが待ち望んだ新・ドラえもん」映画ドラえもん のび太の新恐竜 サイレンスさんの映画レビュー(感想・評価)
みんなが待ち望んだ新・ドラえもん
ドラえもん映画を観に行ったのは
「のび太の銀河超特急」以来。
叔母に連れていかれたけど
もちろん幼かったのでほぼ覚えていない。
実質、映画館で見るのは初めて。
2005年に新しいドラえもんになっても
テレビやDVDとかで
劇場版を見続けてきましたが、
思いで補正なのか実際そうなのか、
旧ドラえもん映画と比べると
新ドラ映画はパッとしない印象でした。
しかし今回は予告編を見て
どうしても気になったので観ましたが…
新ドラえもん映画史上、
最高の作品になったのではと思います。
いや、自分のなかではの旧ドラえもん映画含めても歴代3本の指に入るくらい
素晴らしい名作だったと感じました。
とにかく物語の中心である
キュウとミュウ、二匹の恐竜が
かわいすぎる、魅力的すぎる。
もしあれが実在の生物だったなら
ファインディングニモの時のように
「僕も飼いたい!」という子供が急増したことでしょう。
恐竜でよかったですw
話の序盤は2006と同じですが
途中から物語は壮大な方向へ動きます。
構成もよく作り込まれていて
子供も大人も楽しめます。
「敵のいないドラえもん映画」というのも
珍しかったです。
全体的に素晴らしかったけど
あえて気になったところを挙げるなら
キュウに焦点を当てすぎて
ミュウが引き立て役に見えた所でしょうか。
ストーリーも少し不自然な所があり、
何よりOPがないのは正直悲しかった。
しかしそれら差し引いても、
お金と時間かけて映画館に観に行く価値は
十二分にあります。
新ドラえもんになってもう15年。
未だに新ドラを受け入れられない人たちがいますが
そんな否定的な人も黙らせる、
素晴らしい作品だったのではないでしょうか。
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