「SF映画としてのドラ映画!良いよ!」映画ドラえもん のび太の新恐竜 あしたさんの映画レビュー(感想・評価)
SF映画としてのドラ映画!良いよ!
「宝島」の脚本監督コンビなので、「新恐竜」には不安5割、ヒットの予感2割、キムタク1割、ミスチル1割、期待1割、といった気持ちだったアラフォー男性です。
藤子原理主義者でもあります。
なので現役のドラえもんに対するただ単にうるさい客であることは自覚しています。
そんな背景のあるレビュアーですが、この映画は支持したい!
「宝島」の弱点を振り返りブラッシュアップして仕上げてきたな!と嬉しかったです。
「宝島」には全くなかったSF面を真正面から取り組み、描ききったのがとても良かったです。
ストーリーの不満点、演出の不足と感じる点はありました。
ありました、が!この姿勢はとても良いです。
「宝島」のアニメーションの気持ち良さと、足腰の強いSF面と、近年の感動路線のドラえもん、をトリプルブレンドさせていました。
これは強いっ!と思いました。
SF的な不満点、不足と感じる点もSF映画として体をなしているからこそ!
ドラえもん映画はこうあって欲しい!
いっしょに観た子供達はとても喜んでみて、ドラえもんのコミカルな演技に笑い、こわい悲しいシーンでは涙を流していました。
この路線で翌年以降も行きましょう!
コロナの影響でドラえもん映画としては興行的に苦戦を強いられるかもしれませんが、映画の内容の評価とは別です!
みんな映画館で見ましょう!
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