マレフィセント2のレビュー・感想・評価
全148件中、61~80件目を表示
泣いた!
前作観たのにうろ覚えなわたし。そんな状態で観ても大丈夫かなぁと思いつつ鑑賞した結果…まったく問題無し!予習ポイントとしては、「マレフィセントはオーロラの育ての親で、色々あったけど今はいい人」くらいで大丈夫です。
今回は人間界と妖精界の戦争の話。妖精がたくさん死にます(泣)妖精たちが無に帰すシーンは本当に悲しかった…
マレフィセントがぶちギレるシーンはかっこよすぎて鳥肌立ちました!格の違いを見せつけてくるやん!!ってなります(笑)
それと衣装がどれもこれもハイセンス。特にフィリップ王子の最初の衣装。半マントという斬新なデザインでとても素敵でした!
最後はラグビーばりのノーサイドっぷりで都合よすぎだろ感はありますが、それがいい!(笑)やっぱりファンタジーはハッピーエンドじゃなくっちゃ!
大抵パート2って一作目を超えられないことが多い気がするけど、今回は久々に一作目を超えるパート2だったなと思います。
余談ですが、吹き替えで鑑賞したのですがおばちゃんの妖精3人の声が全部福田彩乃ひとりでしていたことに驚きです!!凄すぎる!でもやっぱりアンジーの「Well,well.」が聞きたかったので字幕版でもう一度観に行こうと思います。
今の時代の正当なおとぎ話
前作でマレフィセントが真実の愛に目覚めてめでたしめでたしだったのに、王子の母親が流した噂によってまた魔女として恐れられるようになってる設定で話が進む。
.
王子の母親はマレフィセントに対する悪いイメージを流すことで、国民へ危機感を煽って自分への支持を集めてる。
.
それってトランプがメキシコからテロリストがアメリカに入ってくるって危機感を煽ったやり方と同じ。
.
それに対して王子は戦わないっていう姿勢を貫いて戦争を止める。実際剣を放棄した時点で普通は殺されちゃうだろって感じだけど、これはおとぎ話だから。
.
戦う王子より戦わない王子の方がかっこいいし、真実の愛は男と女より親子の愛の方が強い。まさにトランプ時代のおとぎ話って感じだった。
姑戦争勃発
ネットに乱立する「嫁姑ないし姑同士のいがみ合いエピソード」をめちゃくちゃ壮大にしたような物語。
例にならって夫側の義母は嫌味っぽくて古い考えの持ち主で息子大好き。そしてかなり攻撃的。
両家のバチバチから種族対種族の戦争へ話を広げ、差別や侵略的思考へNOを突きつけるメッセージ性にはグッと来たけど、何だか色々と雑すぎてあまり楽しめなかった。
とりあえずみんな落ち着いて欲しい。
物語の場は広いわりに、視野の狭い展開が続く。
終着点はまあわかっているとして、その過程や世界観を楽しみたかったんだけど。
人間たちも妖精たちも簡単に掌返しちゃう自己主張の無さが悲しい。
ゴリゴリの殺人(殺精?)武器を密かに作り続けるイングリス王妃のブレの無さを見習っておくれ。
というか妖精たちは戦いに出るならもうちょっと策を練ろうよ…。身一つで突進て。
大量殺戮の数時間後の大団円はもはや狂気の沙汰かと。
ラブラブの主役二人もニッコニコの参列者もみんなどんなメンタルしてるんだ。
仲間家族めちゃくちゃ死んでるのに…あたしゃもう怖いよ…。
ただ、マレフィセントがオーロラを見る目と表情にはかなり胸打たれた。本当に良い顔をしてくれる。
とにもかくにもオーロラのことが大好きで大好きで堪らないんだよねこの人。
みなを圧倒する最終形態の威厳高さよ。
ディアヴァルとの掛け合いにもキュンとする。ディアヴァルは誰よりもかっこいい。
ビジュアルも中身も特に好きになれない妖精たちのキャラの渋滞、萌えの押し付けがしんどい。
ムーア国の住民たちに魅力を感じられないのは前作でもそうだったけれど、今作では特にその感覚が強かった。
ハリネズミみたいな妖精のあざとさが苦手。
「妖精かわいい」を全面に押し出そうとする作り手のいやらしさを邪推してしまった。
コテコテのムーア国の世界観は好きなんだけど。
イングリス王妃の側近の異質な存在感が好きで、そのポーカーフェイスに見惚れていた。
しかし一番の活躍とも言えるシーンがなんかダサくて悲しい。やってることはエゲツないけど、それまでのクールさが崩れて残念だった。
エキゾチックな先住民感のある妖精種族陣の中にMIYAVIみたいな人がいるなーと思ったらMIYAVIだった。
特に何もしてないのに常にドヤ顔だったのがツボ。
平和主義でちょっと頭悪そうな王様が一番可愛かった。
「多様性の祝福」
今年115本目。
BESTIAで鑑賞。
マレフィセントは1959年のアニメーション映画「眠れる森の美女」で初登場。
前作は2014年で続編のテーマは「多様性の祝福」だと思います。
宗教や人種によって分断が起こる時代、世界中の人々が繋がっていると認識する事が必要だと思います。
アンジー本人も養子を迎え入れ、自身の子供も出産して6人の子供の母親です。
人道問題の慈善活動を続けていて世界中を旅しています。
そんなアンジーが人生を懸けてやっている事が、この映画のテーマである「違う事は素晴らしい」に表れています。
オーロラ姫、、
ディズニーなんで
どんな残酷非道なキャラが現れようと
悲惨な状況になろうと
ハッピーエンディングになるから安心して見られるなと思ってたのですが、
アウシュビッツさながらガス室に閉じ込められて虐殺された妖精達が生き返らなかったのに、ビックリした。
ニュージーランドのハカみたいな雄叫びあげる翼の精霊達も大量に始末されたのに生き返らず。
それなのに失くした悲愴感何もない幸福絶頂の結婚式大円団で呆然とした。
オーロラ姫とフィリップ王子の
不甲斐なさと賢くない行動選択にイライラ。
マレフィセントとイングリス王妃の聡明で悪魔的な美しさを際立たせる為なんでしょうか、、
まぁーそうなるな。
前作が良かったから公開そうそう見に行ったんだけど、マレフィセントが善っと言うのを前提に見てしまったからまぁーそうなるなって、感想。
結果、1週間たってやっと感想を書き始めたわけだ。
オーロラに「君は今までマレフィセントの何を見てたわけ?」って言いたくなる。っと言うか、オーロラとマレフィセントの関係って、そんな簡単に手のひら返せる間柄じゃないんじゃない?考え始めたらこの話の流れには無理がある。寧ろ、人の『情』とやらに疎い人が作ったとしか思えなくなってきた。
好きな作品だったからこそ期待を裏切られた感が否めない。
ただ、アンジーのマレフィセントは、素敵な女性だ。
母性愛
えぇ~っオレは人間と仲良く出来んわ
俺たちは何もしてないのに、人間が自分達の欲で、奪ったのではないか?
妖精に特別な能力があると知れば、また問題が起きるだろう
ってか、マレフィセント甘いわ!どれだけ娘の幸せを願いつつ我慢し、傷ついたか、、、
親心は親になってみんと分からんものなんだよね、、、ホンマ
もはや『眠れる森の美女』じゃない!…けど、
ディズニーが自社の名作の一つ『眠れる森の美女』を“元ネタ破壊レベル”で実写化した2014年のヒット作。
だって、ヴィランのマレフィセントが主役となり、王様はクズ人間となり、オーロラ姫は王子様と結ばれない代わりにマレフィセントと擬似母娘のような関係に…って、どうやったらこんな大胆解釈&翻案出来る??
でも実を言うと、オリジナルの『眠れる森の美女』よりしっくり来たんだよね。
その5年ぶりの続編。つまり今回は、元ネタナシの完全オリジナルストーリー。
いつぞやの白雪姫不在の白雪姫映画続編のように、作る必要の無い続編にならぬか否か。
オーロラ姫はフィリップ王子からプロポーズされるも、マレフィセントは反対。
王子の母である王妃から招待されるが、そこで事件が。
深手を負ったマレフィセントは助けられ、思わぬ世界と仲間を知る。
ある陰謀により妖精の国と人間の国の対立が深まり、争いが…。
内容的にはなかなか豊富。
妖精と人間、共存は出来ないのか。争う事の愚かさ。
マレフィセントと同種族の妖精たち。そのルーツ。自分は何者か。
箱入り娘の結婚を巡って、育ての親と婚約者の母がバチバチ火花。ファンタジーの世界でもあるんです…。
そして、マレフィセントとオーロラ姫の擬似母娘関係。引き裂かれようとしても、血の繋がりが無くとも、再び“真実の愛”が試される…。
物語を動かす主人公も敵もテーマ的にも“女性”で、今のハリウッドを象徴。
それにしても、あの『眠れる森の美女』からよくここまで自由に世界観や物語や解釈を拡げたもんだ。
女優業復帰は4年ぶり、大作への出演は前作以来5年ぶりながら、あの巨大な翼と角を付けたマレフィセント姿のアンジェリーナ・ジョリーの存在感は引き続き変わらず。ヴィランであり、ヒロインであり、恐ろしい存在であり、慈愛に満ちた女性であり、ハマり役!
エル・ファニングはますます魅力的に。
新参加に、ミシェル・ファイファー。アンジーvsミシェルは一見の価値あり(かも)。
前作では全く無用だった王子だが、今回は一応見せ場あり。好青年でひと安心。
個人的には、マレフィセントに仕えるカラス男が前作からお気に入りキャラ。ご主人様との掛け合いはユーモラス。前作はドラゴンに変身したけど、今回は…。
前作では添え物でしかなかった妖精キャラも奮闘。あの擬人化されたハリネズミキャラは人気出そう。
その翼で力強く空を飛び、魔法を使い、CGを惜しみなく駆使したビジュアルやクライマックスのバトルは、これぞファンタジーの世界!(何だか『アバター』みたいだった)
難点やご都合主義は多々。
陰謀企むヴィランの正体は見る前から…いや、見なくともすぐ分かる。悪役に徹して天晴れ!…だけど。
オーロラ姫が呪いを掛けられた国王の真相を容易く見破ったり、
ラストでマレフィセントが身を犠牲にしてオーロラ姫を守って感動させたのに、不思議な現象で復活したりと、もうちょっと説得力欲しかった。
また、ラストは妖精と人間双方のハッピーエンドになるが、何か決定的な事を忘れてるような…。
さすがに前作の方がシンプルで面白かったのは致し方ない。
所々詰めが甘く、日米共に前作よりヒットも話題にもなっていないが、決して作る必要の無かった続編ではなく、今回も無難に楽しめるディズニー・ファンタジー!
強いて言うなら、もはや『眠れる森の美女』ではないって事!(笑)
アンジェリーナジョリーの存在感
前作同様、素晴らしい出来映えです。
アンジェリーナジョリーの存在感に魅了され、あっという間のエンディング‥全く飽きさせません。
母娘の絆も盛り込まれ、私自身もこの春に娘が嫁ぎ少し寂しさを感じていたので重なる部分もありました。
アンジーの人柄もにじみ出る、完璧に作られた芸術作品。
名作「眠れる森の美女」の悪役、マレフィセント役のアンジェリーナジョリー主演、「マレフィセント」の続編「マレフィセント2」。
様々な慈善活動や人道支援で、女優だけでなく人としても素晴らしい一面を持っているアンジー。
ブラピとの離婚騒動も遂に今年決着し、また一つ大きくなった彼女の人柄もにじみ出る、人間愛もある期待を裏切らない素晴らしい作品でした。
音楽は今回も「ファンタスティックビースト」「バッドマン ダークナイト」など作曲した巨匠James Newton Howardが担当という事で、壮大で華やかで大迫力なオーケストラサウンドが全編に渡り鳴り響いています。
映像もさすがディズニーで、鳥目線の画面いっぱいに広がる景色では本当に自分が飛んでいるような感覚になるくらいの臨場感!
しっかり物語りにのめり込んだ、あっという間の約120分でした。
ただ、息もつかせぬ展開、ファンタジックな世界観、音楽で映画館は埋め尽くされ、終わってみるとリアルさとか、親近感を感じることが出来ず、自分とは関係のない別世界の話しだったと言う寂しい思いも沸き上がりました。
きっと普段耳にする車や工場などの騒音、虫や自然の環境音を感じることがほぼなく、普段目にするなんでもない景色もなく、全てしっかり作られた芸術作品だったせいかなと思いました。
日常のない完璧に作られた芸術作品なのに、返ってそれが物足りなくさせてしまうなんて皮肉ですが、それも映画の奥深いところなんだなあと感じながら帰りました。
ゴットマザーと義母の争い
王妃:情けない男ども(国王と王子)に代わってこの娘(オーロラ姫)利用してわてがやったるわぁー
マレ:なにちょうしにのっとんじゃ、われぇー
わらわの娘をバカにしとったらいい加減いてもうたるでぇー
て、バトル開始。
1の方が感傷的で好みだったけど、相変わらずマーレ国は美しく、妖精達は可愛らしい。マレフィセントでしか見れない世界。
新しく出てきた鳥人間の種族もカッコよくて、マレフィセント ビギニングで彼らの世界を描いてほしい。
全148件中、61~80件目を表示