劇場公開日 2020年1月24日

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「せめて服を着てほしい」キャッツ まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0せめて服を着てほしい

2020年1月24日
iPhoneアプリから投稿

すでに世界中で酷評吹き荒れる中で、日本でも遂に公開。先入観は持たずに観賞しましたが、ダメでした…。
全身タイツの人間なのにリアルな毛や耳が気持ち悪く、俳優陣は全く悪くないのに見た目への拒否反応が凄かったです。帽子や洋服を着たネコはまだマシだったので、せめて皆服を着てほしかったな…。
そんなほぼ見た目人間なのに、ゴキブリ(これも人間感強め)食べたり、ハグとかキスではなくてネコの愛情表現したり、たまに「ニャー!」とか言ったり、もう世界観に全くハマれず、かなり気持ち悪かったです。歌もダンスも超一流なのに、こんなにも響かないものなのかと驚きました。
そもそもの物語も正直物凄くつまらなくて楽しめなかったし、最後の突然の第四の壁突破とかどう受け止めればいいんですか…。(現実のネコは大好きです)
ミュージカルが大好きだし、レミゼラブルは生涯ベスト級に大好きな作品なので、CATSのようなのは舞台でやって頂いて、トムフーパーには王道ミュージカルを切実に希望します。

まだまだぼのぼの
まだまだぼのぼのさんのコメント
2020年1月25日

コメントありがとうございます!
なるほど。劇場までCATS仕様とは、舞台版での没入感は素晴らしいのでしょうね。
映画版では正にその没入感が感じられず、唐突に始まるネコ達の世界観に置いてけぼりのままお話が進行してしまった印象です。また、舞台と違ってネコ達がアップで映されるのでその度にギョッとしてしまい、現実に引き戻されてしまいました…。ダンスや歌唱、楽曲は極上なのに残念です…。

まだまだぼのぼの
kunta21さんのコメント
2020年1月24日

この映画版の「CATS」は舞台のミュージカルを知らない人にとっては 違和感ばかりが見えてしまう映画なのかもしれませんね。

劇団四季が演じる日本版でも ブロードウェイのアメリカ版でも ロンドンの公演でも ミュージカルとしての キャッツシアターは鑑賞者がその劇場に入った時点で その置かれた舞台装置の中で 鑑賞自身が猫の1匹になってしまう臨場感があります。 そのうえで 猫たちが演じる物語に引き込まれていく様子は ミュージカルの最高傑作と言われる コーラスラインに通じるところがあるのですが 映画版では そのストーリーを理解するには 多少の無理があるのかもしれませんね。

舞台版と 映画版を比べる機会があれば 映画そのものの感想も大きく変わってくると思うのですが・・・・・

kunta21