アルプススタンドのはしの方のレビュー・感想・評価
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ふつうの高校生のふつうの話だけど・・
人には立つべき舞台が必ずあり、その舞台で好むと好まざるにかかわらず何らかの役割を演じる必要性に迫られる。
その舞台を放棄して降りてしまうのか、端役でも頑張って全うするのかは自分次第、誰も強制したりはしない。
だけど、頑張ったものにしか見えない風景は必ずある。途中で舞台放棄したものには間違っても見えない風景、その風景を見るために無私で頑張れる人間になりたい。
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はしの方だけどど真ん中!
梅雨も明けて夏が来そうですね
甲子園に出場する母校の応援に駆り出された高校生達の話。
"引退した演劇部員"と"万年控えピッチャーの元野球部員"と"成績の落ちた勉強一筋の女の子"は、「青春している"真ん中"の同級生達」を見つつ応援席のはしの方で「自分も真ん中にいたはずなのに」と思っている。
"はしの方"の高校生達の会話劇で話が進み、試合の展開と自分の気持ちが重なって最終回を迎える頃には声援を送る流れになっているのが上手い。
高校演劇の全国大会に総文祭というのがあることを最近知った。
出場倍率でいうと、甲子園の80倍に対して160倍という狭き門なのだそう。
そんな大会で 最優秀となった舞台脚本の映画化。
高校演劇が原作なのでテーマはストレートだけど、すっとぼけた笑いに包んでいる所も上手い。
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