「もどかしき家族」最初の晩餐 赤ヒゲさんの映画レビュー(感想・評価)
もどかしき家族
難しい状況におかれた家族の過去が、父・日登志(永瀬正敏)の思い出のレシピとともに紐解かれる物語。大人の都合に子供達が巻き込まれる構図はやや重苦しさもありました。それを一生かけて償い、本当の家族になっていくというストーリーだと思いますが、あまりスッキリはしません。台詞も少なく、何となく雰囲気を表現することで、家族とはそういうもどかしいものなんだよってことを描いているのかもしれません。「それでも後悔はないんだよ…」という台詞に考えさせられました。
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