「家族は知っているようで知らない面がある」最初の晩餐 Nakashinさんの映画レビュー(感想・評価)
家族は知っているようで知らない面がある
父が亡くなり通夜の席で親戚、家族が集う。父が生前好きだった料理を母が手料理でふるまう。その料理にまつわり、過去の思い出が回想されていく。
父と母は互いに家族がありながら出会い、再婚したもの同士。お互いの連れ子との家族関係。家族は血がつながっていなくとも家族として存在していて、父の本当の好物は実は家族が知らなくて、父の会社の同僚の方が知っている。
家族は身近な存在でいるようで実は知らないことが多い。亡くしてときに初めて知ることも多い。そんなリアリティも感じられる映画。
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