「人間は神のまねごとをしてはならない」ザ・ゴーレム kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
人間は神のまねごとをしてはならない
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リトアニア、1673年。第一子ジョゼフを失ってから夫ベンジャミンの子供を7年間授からなかったハンナ。レベッカの結婚式に、疫病に冒された異教の者たちがやってきて一人の村人を殺してしまう。娘の命を救えという横暴な要求に祈る村人たち。そんな中、ハンナが復讐を誓い、ゴーレムを作ろうとするのだった。
侵略者ウラジミールが再度襲撃してきたり、ハンナがちょっと憎んだ者たちへの復讐劇。やり過ぎ感満載ながらも、ゴーレムは敵彼女を守り続ける。それがたとえコミュニティ内の同胞であってもだ。
そして銃弾を受けても平気なゴーレムが凄い!しかも銃弾を受ける度にハンナが苦痛がよぎるのだ。シンクロしてる!思い出したのは『E.T.』の一コマ。結局はハンナを守るためだけで、仲間が殺されても何もしない守り神。亡くしたジョゼフを思いつつも、ゴーレムを消し去らねばならない辛さもあったけど、なんだか急にエンディングを迎えてしまった。終盤をもっと感動的に描くことも出来たろうに・・・残念。
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