パペット・マスターのレビュー・感想・評価
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パペットものはやはり好きになれない。
「トマホーク ガンマンVS食人族」のクレイグ・ザラー監督が脚本を担当ということで鑑賞。なるほど、間の抜けた台詞とギャップのある数々のゴア描写はやはり顕在。ただ、スプラッター度が高めだけど人形の動きがちゃっちいくてなんだかなあ。
古くは「グレムリン」やら「チャイルドプレイ」などその動きがいかにも人が裏で動かしてますよ的な動きをするのでそのちゃっちいさが好きになれなかった。本作もゴア描写は頑張ってるけどやはり人形の動きで興ざめ。人形なんだからと言われればそれまでだけど。
それにしてもさすがナチスの科学は世界一ぃいいい、だな。あんな殺人人形を生み出すくらいだから。
雑すぎる
人形の動きも、もういろいろ雑すぎて逆にそういう演出かと思った。
人間の行動心理もすごい強引だった。
そう思ってみてたらあっけなく終わってびっくりした。
コメディとホラーのバランスがいちいち極端すぎる。
リブート作品
相〜当〜昔(笑)に「パペットマスター」を友達と一緒に観て、怖い言いながら笑っていた記憶が残っているだけで、そこまで好みの作品ではなかったけど、リブートされたと言うことで観てみました。
一見、気持ち悪い人形に多大な価値があるという事を知って、主人公?が オークションに出品して小銭を稼ごうとしたんだけど、そこに持ち寄られたパペット達は、実はどれも曰く付きのパペット達で、次々と人間達を殺していくんだけど…
好きな人は好きなのかな〜。
私には全体的にコメディにしか見えなくて…。
人が次々と殺されていくシーンは、まぁ結構好みではあるけれど、やっぱりちょっとパペットが人間を次から次へと“料理”して行く様は、幾ら殺人兵器として使用された過去があった(という設定だった)としても、ジョークにしか見えなかったです。
寧ろ、コメディとして観る分には気分転換にもなって面白いかな。
シリーズものだったのか・・・
途中まではユルいコメディだと思っていたのに、テキサス州のホテルで突然の惨劇。ナチス絡みの人形師アンドレ・トゥーロンの作った人形たちが突如動き出し、宿泊客を次から次へと惨殺していく物語。
離婚したばかりの漫画家エドガー・イーストン(トーマス・レノン)が実家に戻り、亡き弟ジェームズの遺品を懐かしんでいたら、一体の不気味な人形に出くわす。そして1989年に起こったテキサス州ポストヴィルでの監禁殺人事件の30周年記念(?)のイベントに新恋人のアシュリー、コミック店主のマコーヴイッツとともにポストヴィルに向かう。そこではトゥーロンの作った人形たちのオークションまで開催されるという。
ナチが行ったユダヤ人大虐殺はまだ続いていた?!などといったテーマに、同性愛者差別や人種差別が盛り込まれ、宿泊客や関係者を恐怖に陥れるといったグロ満載の作品。これがシリーズ10作目だというのだから、マニアックなファンが多いのだと思われる。
ちょっとハマりそうなのがネリッサ(シャーリン・イー)のコスプレ「アサユキ女王」。アナ雪なのかどうかもさっぱりわからないけど、結構可愛い子なのです。人形たちから逃れるために窓から飛び降りる面々・・・あぁ、ネリッサ・・・
クマさん
パペットマスターは同じ人形が殺人鬼のチャッキーシリーズとどうしても比較してしまう、全部見たわけではないがどうしてもパペットの個性頼りな面があり、チャッキーのコメディ化にも飽きれたが新作はなかなかのリブートでした。
パペットマスターも現代スプラッターとしてリブートしたのだがなかなかだったのではないでしょうか。
特にパペット達が同じのもいたり、人間をあやつったりグロいんですがあくまでパペットとしてそこに人間味は一切なく、特に子供の手の件にはビックリした。
なかなかグロさ全開でした。ここまでやってくれると面白いよね。
しかしラストは続編を予感させるけど、興行的にはどうなんだろうなぁ
パペットマスター、需要はわからないけど今のホラーファンに刺さるのか心配です。
殺人パペットの残酷ショーパラダイス!
殺人パペットがあの手この手で殺しに来る、ドキドキワクワクのホラーコメディ。
ネオナチならぬガチナチレイシストの呪いと復活。
予想の10倍は死人が出ていて笑ってしまった。
大量に出る死体、死体、死体。
気合い入りまくりのグロゴア描写も大盤振る舞い。
レベルの高い殺人訓練を積んできたパペット達の発表会かな?凄惨に殺された人間の展覧会かな?というノリである。
テンション高くて大変よろしいこと。
実に個性豊かなパペット陣にはどうしたってウキウキしてしまう。
異様に強く、殺傷能力のなんとまあ高いこと。
お気に入りはプロペラロボットみたいなやつと、キモすぎベイビー総統。
メイン人物はもちろん、殺され要因のモブまでコテコテにキャラ付け味付けされ、彼ら彼女らが殺されるたびにエキサイトできる。
全身整形バービーおばさんと好色富豪ジジイが好き。
クマさんマスター大好き。ほんと好き。
尋常じゃないテンポで人が死んでいく。
残酷ショーパラダイス!イェーイみんなみんな殺されてしまえー!という痛快さの中に、わりと本気でショックを受ける無慈悲な展開が混ざり、パペットとトゥーロンへの恐怖をきちんと感じさせてくれた。
エドガーとアシュリーの恋のテンポもまた尋常じゃない。どちらも可愛い。マーコウィッツのほっぺはポョポョとしたい。
最初の会話から密かにエンジン全開で盛り上がってるの好き。離婚したばっかで何してんの?というツッコミもご愛嬌。
命からがらの中で流れかける陽気なミュージックが好き。
ユダヤ人、ロマ、同性愛者などなど、見方によってはかなりギリギリの表現も。
しかしそんな馬鹿みたいな蔑視に対する反骨の心をしっかりと示してくれる。
当時の警察官のサバサバした対応からは本気の怒りの情をひしひしと感じた。
ブラックユーモアとして受けて笑いつつ、「絶対に許さんぞ!」という気持ちが植え付けられた。
シリーズ未見で鑑賞してしまったけど、たぶんあまり問題なかった。
オリジナルキャストが出演していたり、シリーズファンには堪らないお馴染みのネタなんかもあっただろうと思う。
本作が非常に面白かったので、ゆっくりシリーズを観てみたいなと思う。
エボニーデビル×バッド・カンパニー
シリーズを知らず今作が初見。
離婚したマンガ家が実家に帰り事故で亡くなった弟の人形をみつけ、そのルーツを追うべく参加したイベントで巻き起こる話。
昔の事件の話が語られる中オークションに集まったトゥーロンの人形は60体超という状況から、人形が行方不明になり、死体が発見されてパニックになっていくストーリー。
ナチスだとかユダヤ人だとか同性愛とか結構ぎりきなネタを掲げつつ、燃やしたり斬ったり捥いだりと殺し捲りで、結構エグい描写がたっぷりではあるけれど、あっさりと殺っちゃうから怖いという感覚はなくてワクワクするのは自分だけ?w
迫り来る危機みたいな精神的な怖さはないけれど、コミカルなシーンもたっぷりだし、オカルトだしスプラッターだし、非常に面白かった。
どうでも良いシーンだけど、君の猫は怒る?から返しまでのやり取りはなんか刺さったw
このシリーズ、第12番目の作品。
この映画を称して、モダンホラー・コメディといった人がいたが、しかし、コメディの要素において、見ためは、いくら笑えるような演出でも、余りにもエグイ内容と、ギミックを使い、しかも洪水か滝のようにあふれるように血がわんさか出てくるシーンのゴア表現満載の物を見せ続けられていると、製作者が、例え面白く作っているにせよ、笑うことが出来るような根性は、持ち合わせてはいません!
ここに登場するパペットは、いたいけな子供に対しても一切の同情はしない最狂・最悪パペット。体長が30㎝~60㎝ぐらいで、もう少し小さいのがいたかもしれないけれど7から8種類ぐらいのパペットで、ドローン?張りに空を飛んだり、火炎放射器?やドリル付きモグラ人形であったりと、また人をナイフで切り刻む個性あふれるパペットが、1体づつ人に襲ってくる。多分、パペットを操作する撮影のメンバーが、そう多くはないためだと思うが、CGなんて代物を一切拒むように使っていないのでその人形のぎこちない動きに関しては、目をつぶってもらうしかないと言うしか仕方がない。
過去に11作も作られているパペット・マスターシリーズ。個人的には、どこかで見た記憶すら一切ない映画なので、よくもまあ続けることのできた映画と感心はするけれども外国人の笑いのツボが一体全体どこにあるのか、1番わからない映画と言えるかもしれない。よく映画を笑いながらあれこれと言う人たちのための、また映画館でも指をさしながら笑って騒いでいる人たちのためには、いい映画なのかもしれない。
この前見た映画「アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲(2019)」にご出演の目力の役者ウド・キアさんが、今回のマペット使いのアンドレ・トゥーロンに扮していたけれども、彼は冒頭の6分程しかご出演なされていないので拍子抜けされる方もいるかもしれない。個人的にはラッキーだったのが、偶然にもマイケル・ペレという役者さんを久しぶりに見ることが出来た。彼は、ウォーター・ヒル監督の映画「ストリート・オブ・ファイヤー(1984)」でデビューを飾ったと記憶しているが一説にはほかの映画にも出演しているとか。役としては、町にさっそうと現れる西部劇のヒーローをベースにしたアクション活劇を地で行く映画として個人的には記憶をしている。
本作に関する映画批評。
ニューヨークに本社を置く、政治・社会情勢といったテーマを取り上げる週刊誌
Newsweek 2018年8月20日アメリカ東部標準時(夏時間)
'PUPPET MASTER: THE LITTLEST REICH' EXHIBITS SURPRISING
MORAL CLARITY FOR A NAZI PUPPET SLASHER より
「本作は、単なる時計仕掛けのパペットスラッシャーではなく、ピータージャクソンの「ブレイン・デッド(1992)」とトロマ映画の中間に位置するうれしくなるゴア映画です。」
イベントやエンターテイメントに関する情報のソース、収集、管理、公開、配布し、推奨事項、インタビュー、プレビュー、レビュー、機能などの関連する編集コンテンツを作成し、主要な消費者向けの出版は、数々の受賞歴のあるレスポンシブWebサイト。
The List(同じ名前のウェブサイトあり) 2019年4月15日
Entertaining reboot of the long-running horror franchise, with
a screenplay from S Craig Zahler より
「この騒がしいだけで悪趣味なコメディ・ホラー映画は、殺人劇のナチス人形についての映画から期待できるほど多くのグロな面白さをもたらしています。」
TO BE CONTINUEDの言葉で締めくくっていた。
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