「心の優しさが生んだスター」ガリーボーイ KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
心の優しさが生んだスター
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非常に恥ずかしいが正直ラップの知識もなければnaezy さんのことも知らない。評価が高かったので鑑賞した。
しかしそんな僕でも非常に楽しく鑑賞する事ができた。
ラップミュージックを聴いてるだけでは僕はあまり興味が沸かない人間だが、この作品のように歌い手の心情や背景が見えると非常に楽しく、そしてハートで音楽を聴けてるような気がする。そうなると普段は特別興味を示さないラップミュージックも、この劇中では終始非常にラップミュージックを楽しみことができた。
そうやってラップミュージックの理解や興味を示すきっかけにもなりうる作品だ。
ストーリーはnaezyさんの実話に基づいての作品。よくある貧困層からのサクセスストーリーなため、その手の作品が好きだったり観慣れてると、そのジャンルの中でもとても観やすい作品に思えた。ただこの作品の主人公のムラドの成功は優しいハートを持ってるが故の成功なんだよね。まぁ車盗んだり、浮気したり完璧な人間じゃないところもまた人間味があって見易かった。
そしてこの作品でなによりも面白いのが、ムラドの彼女のサフィナの存在。
彼女の愛の表現が非常に面白い。情熱的なのは素晴らしいことだが、行きすぎて暴力的な行動発言を繰り返す姿は終始笑わせてもらった。
若干作品の長さを感じてしまったところもあったが全体としては楽しく見ることができた。iTunesmusicでラップミュージックを聴いてみようと思う。
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