「ファンタジー営業部が会社にもたらしたイメージアップ効果は計り知れないだろう。」前田建設ファンタジー営業部 kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
ファンタジー営業部が会社にもたらしたイメージアップ効果は計り知れないだろう。
日本映画専門チャンネルのお仕事映画特集にて。
準大手ゼネコン前田建設工業で有志の社員が実際に起こした「ファンタジー営業部」活動の映画化。
各部門のスペシャリストたちが「マジンガー格納庫の積算」に次々と入り込んでくる展開は実に面白い。
キャラクターも立っていて、みな魅力的だ。
たがらこそ、イントロ部分とエンディング直前の妄想ギャグシーンがとても残念だ。
くだらないと思われそうなことに真剣に取り組んだからこその偉業なのだから、あくまで真面目な人々の面白さで引っ張って欲しかった。
高杉真宙や岸井ゆきのが技術者の世界にハマっていく過程は、勉強になる。
だが、技術の追求に終始して、積算の苦労が描かれていない…のは、やむ無しか。
エンドロールのデザインが楽しかった。
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