ウエスト・サイド・ストーリーのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
ほぼアニータとバレンティーナの2人にしか感情移入はできなかった。
一目惚れとか、ケンカが生きがいとか、理解できないのは私だけじゃないと思う…馬鹿な男と女の話、という感じで。
けどそういう色んな因縁のある地に生まれてしまった、まだ青いというか幼い、ピュアな人々の物語なのだと思うと悲しかった。
曲の『クラプキ巡査』がそういう意味で重要なのかもと思ったり…。
でも、マリアがトニーを許すのも、そのマリアをアニータが許すのもどうしてもわからない…。
音楽と映像は最高。
初めてこの映画を見て、よく知った曲がこういう場面でこういう歌詞なんだというのも初めて知った。
赤と青で2つの団を表現していたり、光と影の表現だったりがわかりやすく美しかった。
ダンスも見ていて気持ちがよく…特にアニータがドレスも含めてすごく綺麗だったなあ。
マリア、トニー、アニータ、バレンティーナの歌はそれぞれ素晴らしかった。
マリア、最初は地味な白いドレスで、でもそれが輝いていてうまいなあと、次は赤のカーディガン、最後には青のドレスで。
トニーが死に、彼を運ぶ2つの団の青年たちの姿が印象に残るラスト。
感性の欠如か未完成か
「いつか舞台で見てみたい」
そう思いながら夢を見る日々でしたが、公演を待つ間に先に映画が公開されていました。
そのためタイトルこそ知っていたものの初見の私がみた感想は、少し想像と異なるものでした。
期待を膨らませすぎた結果なのか..
状況を理解することができない、誰がどの立場なのかはっきりしないまま物語はどんどん進んでいきました。
大事であるシーンに情熱的な部分を感じたものの、あっという間に過ぎ去っていき結局のところどういう完結だったのでしょう
しかし評価は高いこの映画
物語の中に入れるか入れないか
元の話を知っているか知っていないかこう言ったところが大切になってくるのかと思います
私は型にハマることができませんでした。
その中でもミュージカルはこの映画だからこそ感じることができる特別きらきらした胸が躍る瞬間でした。
歌って踊ることは、より感情をあらわにする
その上で全員が整い、ハモっている姿は感動しました
感情を叫ぶことがなかなかできない現代社会にとって少し憧れなるものを感じましたね
でも次見るときは全てを知ってから
仲良くしましょう
なぜ50年代?
ちゃんとシェイクスピア悲劇
スピルバーグがリメイクする意味。
ミュージカル映画を撮らないスピルバーグがリメイクする意味。
戦争と差別。
解決できないテーマをずっと描き続けています。
なんで、ミュージカルなんだろうな?と。
俺の映画、いつも難しくて、理解されづらいからだろwと。
わかりやすく作ってやったんだから、今度こそわかれよ、お前らwと。
ラブストーリーだったら、カップルも俺の作品見にくるだろwと。
さすがスピルバーグ。エンターテイメントとリアルを最前線で表現し続けてる史上最高(私的に)の映画監督。そして最高のスタッフ。
肌の色、宗教、民族、出生地、という壁は壊せません。
綺麗事じゃ、戦争はなくならないんです。
今だからこそ見なくちゃいけないんです。
何故、スピルバーグがこの映画をリメイクしたか。を理解しなくちゃいけないんです。
甘いことばっか言ってちゃ、平和なんて一生来ないんだよ。
ラブアンドピースなんて言葉に甘えてんじゃないよ。と。
因みに、ミュージカル映画はあまり好きじゃないので、星3です。
とても良い映画
流石!スピルバーグ!…と思わされた反面、「あれっ?こんなんやったけ?」との思いも…というか、くどい、しつこい…というのが正直な感想(笑)
音楽と踊りは全く申し分ありません!ほんと素晴らしかった!感動しましたよ、本当に!
オープニングからワクワクが止まらんかった!笑
でも…、
あんまり感動しなかったんですよね、
ストーリーに。
後半がなんかくどい、
トニー潔くない、さっさと自首しろよ、
マリア、もっと怒れよ!って…笑
物語、途中までは良かったんですよね…ジェッツ団とシャークス団の決闘場面までは。
決闘場面がこの作品のピークだと思って観ていたのがいけなかったのか…?
でも、あそこで主人公さん、死ぬんじゃなかったけ?
そこで互いの憎しみ合いの愚かさに気づいて…みたいなストーリーだったような気が…。
そんな思い込みで観ているから、後半はとにかく長く感じました(笑)
まあ、この映画のオリジナルを観たのは、確か日曜洋画劇場か何かで、小学生の頃だったし…記憶もおぼろです(笑)
必ずしもオリジナルをなぞる必要はありませんが、やや説得力に欠けるストーリー展開で、ハンカチの出番はありませんでした(笑)
*個人的な、この作品最大のピークは、トニーとマリアがダンス・パーティーで出合う場面ですね。激しいダンスが交錯する中、それをバック?前景?に見つめ合う二人を撮るなんて、かなり斬新で、ときめきました。
バカとケンカのラブストーリー
「?」が多いが、美しい映像と音楽でチャラ
ウェストサイドストーリー
なに これ?とコメントありましたが同感!
お粗末な映像(理屈でいろいろ言っておられる方は映画の本質がわかっていない)キャストミス極まり(トニーもマリアも美しさ無し、何かの事情で選考された、とも聞く。)映像と音楽が融合していない。スピルバーグに「なぜ」をぶつけたい。見終わって笑ってしまうほどの愚作品、と思うのが自然だと思います。
古い、悲しい、でも音楽最高
名曲
名作中の名作!
心躍り、衝撃を受けた作品!
これを今、また新たに、それも、スピルバーグが!
期待大ですよ
ほぼ、ほぼよかった
このダンスこの音楽をまたスクリーンで観れるのか、と思うと、体育館のダンスパーティーから泣けてきた
ちょいちょい、え??ってとこはあったけど
でもよかったよ
ベルナルドのジョージチャキリスのスマートなかっこよさ!
アニタのぐいぐいなイケてる感!
足りないな〜〜、、とは思うけど、それでも
最後さ、
早くなかった?
たたみかけたよね
アニタの嘘からの、トニーからの、最後のマリア
もうちょい感動させてw
余韻が、、、
なったよね
でも、大まかに言えばアリ
前作と違った演出も割と受け入れられた
欲を言えば、、、
これはワタシの好みだが
トニーは最後まで私好みではなかったな
そして女は逞しく生き続ける
クラシカルながらキレキレのダンスとシンプルな悲恋物語にしっかり涙腺をやられつつ、ラストは「あれ?これで終わり?」ロミオとジュリエットとは結末が違うじゃん。
ああそうかヒロイン2人とも、彼氏との悲恋は思い出にしまいつつ「憧れのアメリカ」で次の人生を逞しく生きていくということなんだな。だって男達が狭い地域の縄張り争いでイジイジしてるネガティブさに比べ、女性陣があのストリートモブシーンで見せるポジティブエネルギーは半端じゃないもんな。未公開シーンで、数十年後マリアとアニータが「トニー、お兄ちゃん。あれから色々あったわ。でも私たち今はこうして幸せに暮らしてるから安心して」って墓前で語らうところ追加できそう。ネガティブな男としてはとりあえずcool化を目指して指鳴らして歩くことにするか。
なにこれ?
全ての登場人物の行動に???。むしょ帰りのおにーちゃんが、ダンスパーティで敵対するグループリーダーの妹の娘と引かれあって、翌日そのグループリーダーを殺しちゃう。その妹はなんの葛藤もなく、兄を殺したおにーちゃんをかばい、あっさり寝て、一緒に逃げようとする。殺された兄の恋人も、仇のおにーちゃんをかばう妹を簡単に許して抱き締める。おにーちゃんはダンスパーティの時の妹のエスコート役の男に、その後すぐ殺される。妹とエスコート役の男はパーティの日が初対面。妹はおにーちゃんを殺したエスコート役の男に銃を向け、そいつを撃って、自分もおにーちゃんの後を追うことをほのめかすかが、結局何もしない。人種問題とかの背景はさておき、強い愛についてしっかり描かないから、全く感情移入できませんでしたよ。私は。
巨匠、さすがです。満足しました!
61年版の「ウエスト・サイド物語」は小学生の頃にリバイバル上映している劇場で初めて観た思い出の映画。当時は名作のリバイバル上映をしているところが多くてよく母に連れていってもらったなぁ。
最初スピルバーグ監督がリメイクすると聞いたときは「あのスピルバーグがミュージカル?」という驚きとともに不安もあったし61年版に思い入れがあればこそ(別にリメイクしなくてもいいじゃん・・・)と思ってしまったのも事実。
だけどやっぱり素晴らしい!
61年版よりドラマ部分が深くなっているのでよりわかりやすい物語に。
ダンスはバレエ要素の強かった前作より現代的になっていてメインビジュアルになっていた足を高く上げたポーズが無かったり、みんながよくマネしていたフィンガースナップも無かったけどそれほど大きく変わったなという印象は無かったです。むしろ古典に忠実な印象でもっと斬新でも良かったのかも。
撮影技術の進歩でしょうがカメラの動きがやはり目をひいていて立体的に撮られています。あの有名なバルコニーのシーンでは特に高低差が感じられました。色も50年代ニューヨークを再現する抑えた色調と群舞をダイナミックに表現する鮮やかな色彩の使い分けがお見事。
音楽はどれも高まりますね。「マンボ」「トゥナイト」「アメリカ」などがかかれば(うん、コレコレ!)って思わず口ずさんでしまいそうになりました。61年版を観た子供(当時)の私は「I feel pretty」が一番好きだったのでいつあのシーンが出てくるのかとワクワクしていましたが、前作よりかなり後半のシーンだったので(あの曲カットされちゃったのかも)とドキドキしていました。あの曲はスピルバーグ版のあの位置が正解かな。
アニータ役のアリアナ・デボーズの存在感がとにかく凄い。「ザ・プロム」に出ていたあの子だったのねー。61年版のアニータ役だったリタ・モレノも出演していてとても重要で前作とのつながりも感じられる役で意義がありました。
結末はご存じの通り悲しいのだけれど、スピルバーグがとても丁寧に大切に作ったことが感じられる作品です。
エンドクレジットで全ナンバーがメドレーでかかり、(良いミュージカルを観たなぁ)という満足感で胸がいっぱいになりました。
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