「1961版を超える衝撃は特に無い」ウエスト・サイド・ストーリー 紫陽花さんの映画レビュー(感想・評価)
1961版を超える衝撃は特に無い
NYの住人、荒廃した街を大きく使った演出で莫大な資金がかかっていることは伝わってくるが、1961版を超える衝撃は無い。
期待していたTonightは、
マリアとトニーの歌が棒読みでがっかり。
上手いけど、魂を揺さぶるような何かが無い、そんな歌唱だった。
それと無駄なシーン、セリフが多くて全体のテンポが悪く感じるのは私が1961版を観過ぎているせいなのか?
しかしダンスのシーンだけは前作にも劣らない迫力があってカッコよかった!
特に「マンボ」は一番観ていて楽しいシーン。
2つのギャング団が代わる代わるダンスを披露し、
最終的にカオス状態が生まれるところ。
それにしても、アニータ(ベルナルドの彼女)とリフの彼女(名前が分からない)は本当に美しい。
数十人が踊っていてもずっと目を惹かれるのは凄いなぁ思った。
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