「ウェストサイド・マンハッタンの雰囲気はとても良かったが…」ウエスト・サイド・ストーリー いけいさんの映画レビュー(感想・評価)
ウェストサイド・マンハッタンの雰囲気はとても良かったが…
かの名作をスピルバーグ監督がメガフォンを取ったっ!ということで期待度マックスで鑑賞。
ちょっと期待し過ぎたかも…もうひとつオリジナルを越えられない感が拭えない。ウェストサイド・マンハッタンの感じはとても良く、その中でもプエルトリコ組のシャーク団女子はパワフル&カラフルで相当映えていたが、それ以外はそれ以上でもそれ以下でもないといったところか。アンセル・エルゴートもはまり役と思いきや、どことなくしっくりこないし、その他の配役も同様の印象。このご時世の中、いまだに良くも悪くもオリジナルのブロードウェイ・ミュージカル感をインスパイアし過ぎたのか。
期待し過ぎただけに少々酷評気味になってしまったが、それでも何だかんだと最後まで楽しめたのは、やはりスピルバーグ監督の手腕なのだろう。
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