「指パッチンしてるあたりがピークで、主役登場か?と思った彼はただのサブキャラだった感。」ウエスト・サイド・ストーリー たくろ~。さんの映画レビュー(感想・評価)
指パッチンしてるあたりがピークで、主役登場か?と思った彼はただのサブキャラだった感。
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旧作は観たことない。ウッチャンナンチャンとかとんねるずがコントでパロディやってたんで、なんとなく知ってます程度です。
ジェッツが出てきて指ならしながら行進するところがピークだった。
ストーリーがちょっと。死が軽いというか。主要キャラがわりとあっさり死ぬし、なんなら刺されたときコミカルな効果音が流れるし。トニーは明らかに殺意もって殺してるわけで、主役としてもヘタレな活躍だよなと。
それに恋人役のマリアも、兄さん死んでるのに殺した相手とベッドインして、そのあと兄さんの恋人と恋だの命だの歌い出すって、全然ついてけなかった。
なんならチノが1番好感持てたくらいある。おばあちゃんも、なんであそこであんな嘘を言うのか。チノが不憫だ。不憫すぎる。
警察署でおちゃらけてた内容をもっと全面に出したほうが見応えあるのでは。メインは恋愛で、しかもそれが、好きになったエピソードなどもなくただの一目惚れって。うすい。
では、ミュージカルとしてはどうかというと、こちらもあまりよくない。50~60年の月日でミュージカルも格段にレベルアップしていることを感じさせ、早い話、面白くない。印象に残らない。
旧作に思い入れあるかたなら違いなど見比べて観賞を楽しめるのであろうけども、新作映画として観ても面白さはない。
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