劇場公開日 2019年9月6日

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「終末論と私怨と盲信と」チャーリー・セズ マンソンの女たち Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0終末論と私怨と盲信と

2019年8月4日
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怖い

難しい

1969年に起きたロマン・ポランスキー監督夫人の女優シャロン・テート他、無差別殺人事件を犯した実行犯と、彼らの在籍したチャールズ・マンソンに洗脳されたカルト集団の話。

入館時に鑑賞後にお読み下さいと手渡された事件の概要が記された資料を事前に斜め読みしてから鑑賞。…事件のことをまるで知らなかった自分は先読んでおいて良かった。

事件から3年後、3人の主要マンソンガールズが獄中で学び洗脳を解除して行く様子に、彼女達がカルト集団に入りハマり事件に至るまでの出来事を織り込んでみせていく。

自分からしたらどこにどう惹かれるのか理解出来ないけれど、甘い言葉で主に女性達を引き寄せて行くチャーリーが不気味だし、ハマって行く女性達も不気味。

実際にはどの程度みせていたかわわからないけど、結構身勝手な部分が出ちゃったりするしでそれ程カリスマ性を感じないけどなあ…集団心理なのか周囲に流されるからなのか…。

傍からみると何の根拠も何の説得力もないオカルト話を信じたり、疑いつつも従って行く様子がおぞましかった。

Bacchus