糸のレビュー・感想・評価
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葵ちゃんは強い子!
4ヶ月も公開が伸びてしまい 告知や予告をこれでもかってくらい見た上で 12日の先行上映会、からの初日舞台挨拶付き上映 ちゃんと楽しめるのか心配でしかなかったけど 1回目も涙。さらに2回目の方がボロ泣きでした。 私には特に葵ちゃんの運命との向き合い方がヤバかった 幼い頃はツラい生活をひたすら我慢して差し伸べられない手を求めるだけの受け身で弱い女の子から、自ら周りに手を差し伸べてあげられる強い女性になりたいと願う 何度も出会った人達から裏切られて捨てられても 自分を信じてくれる人もいるんだと、漣との何度かの再会を経て確信していったんだと思う カツ丼を不味いと言いつつ頬張るシーン。 泣いてるんだけど凄く力強くて 平成時代の仕事でも男に負けない強くなった女性を上手く表現されてるな、と思う。 瀬々監督の女性へのリスペクトなんじゃないかな と勝手に思っています。菊とギロチンでも思いました。 撮影時、菜奈ちゃんにまともに話しかけられない程 女性にシャイな監督さんだそうですがw ディストラクション・ベイビーズの後 すぐに溺れるナイフで共演した菅田菜奈 当時はアレだけギャップのある作品を直後に観れると言う事で非常に興奮しました。 そして、その二作を経て今回の糸での共演は ご本人達はもちろんそうだと思いますが、観てるだけの私でも本当に感慨深かったです。 人生って、本当に苦しくてツラい事ばかり。 産まれた瞬間から死に向かっていくだけ。 でも、考え方や自分の行動次第で、楽しくもなり 幸せな一生になる。と思う。 今の自分にはまだまだ満足出来ていないけど これからも解れて切れてく糸を繋いで、繋いで、 いつか満ち足りた日が来る事を願いたくなりました。 舞台挨拶での菜奈ちゃん、 昨日の夜寝れなかった、と緊張してるのか両手でマイクをギュッと握って話す姿がマジで可愛すぎた(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ"
糸
公開した初日に観ました いい作品でした 北海道 東京 沖縄 シンガポール スケールが違う 周りのキャストも見慣れた 方がほとんどだったので満足出来ました 菅田将暉さんが出演される🎞は初めてでした 小松菜奈ちゃん出演される🎞は閉鎖病棟に引き続き 今回で2回目です とても可愛いですね。
最高のキャストで激ヤバの出来
小松菜奈ちゃんはどのシーンも100点満点の可憐さだし、菅田将暉くんも魅力的な表情がたくさん。 なのに、作りが酷すぎる…。 分かり易すぎてわざとらしい伏線、ぶつ切りの場面転換、なにも役割が与えられていない脇のキャスト達。 そしてとにかくクドイ演出。 すれ違いや心理描写、楽曲の使い方がとにかく下手で、ただただしつこい。 物凄い長尺に感じました。 キャストの魅力でなんとか持たせた感じです。。
人は仕合わせと呼びます
運命の糸は時に絡まり、ほつれて切れたりもする。 でも毎日必死に生きていれば再び繋がり未来が開く。 2人の糸は運命だけではなく周囲の人々があって幸せや挫折を乗り越えて強くなる糸。 「人は出会うべき時に人と出会う」 シンプルだけど難しい💦
様々な「糸」で人生は彩られている。
中島みゆきの糸の歌詞の世界観を見事に映像に投影していると感じました。 繋がる糸、離れる糸、離れてもまた繋がる糸。 人生とは、様々な形の糸に彩られている。 その糸が時に喜び、そして時に儚くもある。 そして何より、人は決して誰しもが、ひとりではない。 自分の居るべき場所がある。 そんな事を想いました。
なんか足りないモヤモヤ感
菅田さんのあまりの棒読みにそればかりがきになってしまいました。打ち上げ花火…の吹き替えの時も感じたのですが、彼は感情の起伏が激しい役、個性が強い役の方が魅力を発揮出来るように感じます。ストーリーは予告が全てです。映画の番宣が凄かったのでちょっと期待し過ぎたかな… 榮倉奈々さんの憑依力は見応えありました。
平成を二時間で描くのは無謀と分かっていつつ、 平和な振りしてロクな...
平成を二時間で描くのは無謀と分かっていつつ、 平和な振りしてロクなことが起こらなかった、 それは上の世代の、どこか他人事な話が実感であるが そうなんだけれども上に振り回された、 軽薄と妥協にこそ真実があると信じた 常に間に合わなかった男と常に置いてけぼりをくらった女の 壮大な叙事詩に並走するどこにでもある小さな愛を描いた作品。 だからこそ大きな物語である船は平行線で傍らを通り過ぎ、 彼らが垂直に空を見上げる時に希望生まれ、 それを平凡な花火がそれを祝福する。 決定的なショットの的確さと、動きがこの映画の評価を左右して欲しい。
老夫婦になってからまた観たい映画
歳をとってから誰かと一緒に観た時に感じることはいま18の僕が感じたこととはまた違ってくると思う。そんな楽しみ方もできる映画だと思った。優しい世界観の映画を自分が好きだということを最近気づいた。これは将来俳優になりたい自分にとってみればとても大きな気づきだと思う。観てくれる方にとって素晴らしい映画を将来自分も作りたいと思う。
平成30年間寝てました?
映画で北海道を舞台とするなら夕張破綻とか触れないとかそんなことってある? これを作った昭和の輩は平成はただの消化期間だったとしか思えてなりません。 デジタルで撮ったのでしょうからこの「糸」のフィルムで結ったしめ縄で高く吊るせないのが心残りでなりません。 ファイト
うーん
PROの方が仰るようにいいですか? PRで頼まれてるのかもしれませんが? 私にはテレビドラマでいいかな?って思えました 今は、Netflixなどでクオリティの高いのが見れるので 今までの様に甘い緩いのでは、日本人も響かないのでは? 悪くはないけど、劇場で見なくてもとは思いました 1900円は高いかな 質が大事です!
菅田将暉と小松菜奈の雰囲気がいい
菅田将暉さんと小松菜奈さんの雰囲気がとてもよく普通に見ててよかったです。そして何よりも榮倉奈々さんの演技に感動しました。ですが、思ったのが菅田さんと小松さんのダブル主演ということで少し期待値が高すぎてしまったような気もします。ですが全然よかったです!
映画公開中にでも結婚しないのかな?今が旬!
明るいニュースがないコロナ禍。二人が映画公開中に結婚したというニュースが流れれば、コロナ禍最大のハッピーニュースになるはずです。もう糸は絡み合ってます。 そんなこんなで公開初日(先行除く)観てまいりました。一つ置いて隣の女性が中盤から泣きっぱなしです。個人的には一番泣けたのが中学生パートだっただけに、涙はその女性にまかせました。人をいたわる心、痛みのわかる人間、悲しんでる人には抱きつくという言葉、どれもが優しい映画となっています。 8年後、漣は北海道のチーズ工房で働き、葵は東京でキャバ嬢を経て、ファンドマネージャーの大介と暮らしていた。そこでもすれ違い、漣は同じ工房の香と結婚する。普通ならもう永遠に会うことさえない二人だと予感するが、ミサンガは切れたもののまだ糸は繋がっていた・・・ 走馬灯のように思い出が巡る中、「運命の糸が切れることもある」という香の言葉。しかし、また誰かと繋がることもあるということ。その糸の端を漣の娘が握っていたとは・・・という展開でした。 大自然に恵まれた北海道の景色。沖縄やシンガポールの美しい風景に心を癒されながらも、夢を追い、努力を重ね、忙しいときには気づかない何かが存在している。そして順風満帆に思える成功した者にも落とし穴が待っているもの。しかし、裏切りという仕打ちを受けても、誰もそれを非難しようとしない優しさ。様々な感情に押しつぶされながらも、生きてさえいれば何かに繋がるのだ。2人の優しさが伝わってきました。 中島みゆきの「糸」を中心に、「ファイト!」や「時代」も本人の歌じゃないけど堪能できる。どんぐりを投げる癖のある桐野の家系も面白いし、みんなの糸を紡ぐ役目を果たしていた倍賞美津子も良かった(助演女優賞クラス)。 また、DV、貧困、リーマンショック、東日本大震災という平成の事件や社会問題などを描いたところは、社会派作品を作り続けている瀬々監督ならではの作品だと感じる。街頭インタビューでもなかなかの意見が聞かれますが、なんでもかんでも元号で表現するってところがうける。平成1〇年!とか言われても、即座に西暦に直せないし、何とかしてもらいたいものだ。
糸
登場人物それぞれの糸めぐりあいを感じました。 生きていれば、いろいろある。この世にいなくなっても続いている糸。 大変で面倒な事もあり、本当に色々。 キャストの皆さん素晴らしいと思いました。子役の俳優さん、若い俳優さん、ベテランの俳優さん。素晴らしかったです。 これも織りなす糸ですね。
誰の人生も振り返るとドラマになるだろうなと思った。
菅田将暉のファンなので見た。 いつものテンション高い菅田ではなく比較的押さえた演技で、でも表情が雄弁に物語っていて、よかった。 相手役の小松菜奈もよかった。 山本美月はきれいな子だとは知っていたが、力一杯存在感を出していた。 脇をしっかり固めてあってよかったが、なんで二階堂ふみが出てくるかね? 友情出演とあったけど、今や存在感ありすぎでしょう。 でも全体的にストーリーテリングに忙しくて慌ただしかった。 運命の赤い糸はもつれて切れてまた繋ぎ直したり、まあ頭を真っ白にして楽しめばよい映画。 こうやって30年の年月を俯瞰すると誰の人生もドラマになるな~と思った。 激しい恋をしていようと、してなかろうと。 そしていろいろ諦めて生きてきた人生も噛みしめ甲斐のある人生だろうな~と。
昭和の歌姫は永遠です。
原作にかなり忠実である意味安心して観られます。 しかしオープニングの空飛ぶ自転車と花火の描写には「この映画大丈夫?」って(笑) 物語の進行が早くて原作読んでおいて良かった…ってなりました。 まぁ読んでなくても良い作品には変わりがないんですけどね。 置いてきぼりになる?シーンもあったかも。 エンドロールはハッピーエンドに輪をかける様なシーンの連続なんですがそれがいい。 溜まりに溜まった不幸からの〜みたいな。 最近の映画に多いんだけどハンパな喫煙シーンっているか⁈ 深く吸い込んで自分自身を落ち着かせるために煙を吐き出すのに完全にふかしで白い煙を吐くだけ… あんな中途半端な吸い方しか出来ないのなら喫煙シーンは全カットすべき。
あっという間
昭和生まれのわたしにとって 平成は激動の時代だった 私自身悔いなく生きられたと思う 糸は その30年をどれだけ生きたかを表している映画だった どの年代もとても悔いはないだろうと思う 2時間ではとても表し切れず まるで人生のダイジェスト版をみているようだった 出来ればその時代時代をもっと詳しく 連続ドラマとして見たいと思う どこかのテレビ局で やってくれないかなー
平成を生きてきた人の心に刺さる
運良く先行上映で鑑賞できたので感想を書いておきたい。 ストーリーはわかりやすく、平成史を絡めながら男女二人のであい、それぞれの歩み、そして再会を描いている。原作の中島みゆき「糸」の歌詞をよく表現していると言える。 その内容から、主人公と同じ時間軸で平成を生きてきた30歳前後の方は特に心に突き刺さるものを感じるのではないだろうか。確かに、平成の大きな出来事をはじめ、暴力、金、出産、病気、死別など、多くの「泣かせ要素」を詰め込みすぎていることは否めなかった。しかし、各キャストの演技力が軒並み高いため、各シーンに感情移入がしやすく、とても濃厚で見ごたえのあるものとなっていた。 そして、このような要素の詰め込みは平成に一時期流行したケータイ小説を想起させるものである。個人的には、「要素の詰め込み自体が平成を感じさせる要素」という多重構造を形成していると考えている。もしこれが意図的なものなら、折り重なる糸を表現した秀逸なプロットではないだろうか。
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