「もう一度家で」糸 幸せなひまつぶしさんの映画レビュー(感想・評価)
もう一度家で
もう一度家で、涙をこらえなくてもいい場所で観て、人目をはばからず思い切り泣きたい映画でした。
菅田将暉と小松菜奈の競演映画は、過去にもストーリーや脚本は漫画の実写化だったり、今回も糸という名曲を元にしたものだったり
その良し悪しは置いておいて、いずれも観たとき、観たあと、彼らの心情やたたずまいに強く心惹かれる作品でした。
それは個人的に俳優・菅田将暉が好きなこともあるけれど、役者としての2人の相性のようなものもあると思う。
…個人的な思い入れも手伝ってるのかもしれないけど。
それにしても結婚式で久しぶりに再会したときの、蓮の、何かを期待してしまうけれどあからさまにはその期待を出せずに普通にふるまう様子や、胸の奥に消せない想いを抱えながらも、いま目の前にいる愛する妻のことを考え思わずこみ上げ泣いてしまう様子、シンガポールで葵がカツ丼を泣きながら食べるシーン、など。
数え上げればきりがないけど、2人ともさすがでした。
見終わったあと、急に連絡したくなる運命の人が過去にいなくて良かったです笑
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