「しみるようなしみないような。」糸 ベッラさんの映画レビュー(感想・評価)
しみるようなしみないような。
糸をモチーフにした作品だとわかっているのでおおよそのストーリーは想像できましたが、ある意味ドラマがないことを縦に、誰にでもおこるようなことを横に、しっかりと描いていたのは凄いと思いました。
何も起きないことを切なくたんたんと描いていた新海監督の秒速5センチメートルを思い出しました。
ある程度年を重ねていればひとつやふたつある、かさぶたの部分がカサカサしたり、しみたり、しみないけどこんなかさぶたあったなぁと思ったりするのではないでしょうか。
平成最後のシーンでは、あおいちゃんの荷物のこと心配しちゃいました。
コメントする