「残念です。」糸 文さんの映画レビュー(感想・評価)
残念です。
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評価が良かったしこのキャストははずさないだらうと思い鑑賞したが、正直かなりの駄作。
どうやったらこの豪華なキャストでこれだけ残念に出来るのかとすら思いました。
どんな作品でも好みがあるのはわかりますが個人的には瀬々敬久監督の作品は今後避けようと思います。
序盤、中学生にキスさせてこの作品の題材にもなった糸が流れる。どういう意図なのかと思ったがその疑問は解消されることはなく。
基本的に130分という無駄に長い上映時間全てが漣と葵の運命?のための伏線。香はストーリーの都合上亡くなったとしか思えなくて不憫。
とにかく主演2人と香以外の人柄に全く魅力がないしリアリティがなさすぎて感情移入も共感もできない。前半の玲子の素敵な人物像も後半で台無しになったしヒロインを良く魅せたいがために他の役(特に女性)の描き方が雑すぎる。
東日本大震災、家庭内暴力、病死という繊細で重いテーマを物語のために都合よくエッセンスとして消費しているのにも耐えられませんでした。この作品で感動する方、24時間テレビとか好きそう。
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サプライズさんのコメント
2020年8月27日
こんばんは
「この作品で感動する方、24時間テレビとか好きそう。」
大大共感です!
涙の押し売りというか、「はい今泣いてください」みたいな感じでとても泣けませんでしたよね。演者は良いのに、あまりに酷い無駄遣い...。残念すぎます