架空OL日記のレビュー・感想・評価
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【”事実より、矛先”上司、同僚の噂話は蜜の味。無駄話はとても大切ですね。今作は、男としてはちょっと怖いが、面白き映画である。】
隣の部を統べる男が私の席に珍しくやってきた。彼は私の映画好きを知っている・・。
■彼 ”お前、”架空OL日記”って、知っているか?”
▲私 ”今週末から掛かる映画だろ?”
■彼 ”半分当たりだが、半分説明が足りない・・”
▲私 ”何なんだよ!”
■彼 ”お前、観るのか?”
▲私 ”観ないよ”
私はそう答えた時の、彼の表情が微妙に変化するのを見逃さなかった。
▲私 ”で、何だよ”
■彼 ”いや、お前は観ておいた方がいいんじゃないかなと思ってさ・・”
と彼は言い、ニヤリと笑って立ち去った。
気になる・・。
が、観たい映画は他に沢山あるし、彼の言葉はスルーしようと思ったが、”あの笑い”が気になって仕方がなかった。
で、帰宅後、家人に聞くと、色々教えてくれた・・。
そして彼女は言った。
”貴方、観ておいた方が良いんじゃない?”
という訳で、(当たり前だが、通常は自分の嗜好に合う映画を観るのだが、家人の意見には弱い・・)仕事を早めに終わらせ、車を1時間走らせ劇場へ。
<結論>
働く女性の方々の”素直で面白くて、ちょっとおっかない言葉”が多数聞けて非常に面白く観賞しました。
・月曜の朝問題。で、週休6日制導入、とか
・女子更衣室 充電機問題、とか
・”義理チョコ”受け取る時の男性の返事の仕方の分析、とか
・お茶場問題、とか ”きちんと絞れ!”
・冬のトイレ便座問題、とか・・
”酒井真紀さん演じる優秀で怒ると怖い、課長の絶妙な登場の場面”
に笑う。
もう、どーでも良い話のオンパレードなのだが、これがどれも実に面白い。
・”私”の休日の過ごし方、とか(あの銀色の道具の使い方を久しぶりに観たぞ。)
・警官が定期的に行う銀行強盗対応訓練後の、銀行強盗役の警官への優しくも、辛辣な感想、とか
・新しく来られた、食堂のおばさんの作る食事(今回は鯵フライであった。)への厳しいチェック、”このレベルをキープして欲しい・・、家庭の味を”とか
途中で、韓国からの研修生として、シム・ウンギョンさんが登場するという、嬉しいサプライズもあり・・・。
ー 一緒に働く女性の皆様、お昼時の時間はこういう事を話しているのかなあ・・。それにしても今作に登場する女性陣、観察眼が鋭すぎるなあ。ぼんやりした男より余程、対人折衝能力が秀でているなあ。 ー
<出演している女優さん達の ”素” ではないか?と思われる演技や、バカリズムさんの”お肌”に魅入られた作品。
私は、職場の同僚の女性達に”ジェイ”と言われているのか、”一基”(これはないな多分・・、でも心配・・。)と言われているのか非常に気になってしまった作品でもある。(でも、怖くて聞けません・・)
今まで見たことがないタイプの、実に面白き映画でありました。>
ワロタねw
しょーもない日常会話の妙味
ドラマ版からのファン。
またあの人たちに会える!って気持ちで観に行ったから、最初っから嬉しくて嬉しくてワクワクしてた。点数は若干上乗せされてしまったかもしれない。
でも、映画版から観た人でも面白いと感じるはず。淡々と進むOLの日常が描かれる物語なのにこんなに面白いなんて!誰もがするかもしれない日常会話の中にこれだけの面白さが潜んでいるってことかもしれない。バカリズムの脚本すごい!さらにはスタッフと演者全員が現場を楽しんでいたからなんじゃないかと思った。トイレで歯を磨きながらお尻の汚さについて話し合うシーンなんてその象徴のような気がする(あれがアドリブならだけど)。
なんて仲が良くて、なんて楽しそうで、なんて魅力的な人たちなんだ。いや、こんなOLやこんな職場ないだろうとも思う。でもフィクションなんだし、いいじゃない夢見たって。
もちろん深夜ドラマっぽい作りであることは確かだし、映画の作りとしてはどうなんだ?とも思う。劇場で上映する意味もあるのか疑問ではある。1年に1回2時間ドラマで続けてもらう方がいいのかもとも思う。ただ、今日劇場で観ることができてよかった。素直にそう思える映画だ。
ほんと、OL 日記。
OLのリアルだけではない。
良くも悪くもドラマの延長
さえちゃん、今、そこじゃないからさ。うちらに必要なのは、真実じゃなくて矛先だから。
テレビで面白かったので
これも映画という名の文化
映画ってすごく範囲が広いと思う。
問題提示をするものもあれば人を感動させるものもある。
この映画もその一端を担っていると思う。
なにげない一日、なんということもない一日を私たちは過ごしている。
その事実を再認識し、また、一歩を踏み出していく。
そんなどうでもない一日の中で私たち、食事もし、映画も観、友だちと付き合い、上司の悪口(軽い)を言い、生きていく。
これもまた、生きるということ。
そんな、どうでもいい、素晴らしいことを教えてくれたと思う。
くだらないけど
ただただおもしろい、笑
ドラマも見てた&バカリズム好きなので、こんな評価になってます。映画だと思うと評価つけすぎなのは自覚しています、笑。飽きずに見てられる、バカリズムの世界観はさすがだなと思います。
キャストも相変わらずバランス良くてキャラだってて、更衣室でしか見せない世界観が漂っている。バカリズムがなぜか女性に見えてるのが不思議。見てるうち3回くらい、いや、冷静に見るとおっさんか、ってなったけど、笑。
日常の小さなクスッと笑えるあるあるが詰まっている。バカリズムのナレーションがツボを抑えているんだろうなと思う。
自分が会社で女性たちからどんなこと言われてるんだろなーとかも考えさせられる、笑。一度女子になってみたいとも思わされる、笑。楽しそうだけど、ちょっとめんどくさそうでもある、女性の集団の空気感がおもしろい。
ゆるーっと見て、笑って、幸せな気分になれる映画です。
深夜ドラマみたい、バカリズムワールド
#16 全編でほっこりできる
これと言った衝撃はないけど、社会人なら誰しもわかるアルアルネタ満載で笑える。
嫌いな男性社員をJとか裏ネームで呼んだり、トイレの中でのお喋りとか、女性なら誰しも経験あるんじゃないかな。
バカリズムさんは男性なのになんでこんなこと知っているんだろう?
夏帆ちゃん、「Red」と全然別人で、演技上手いな〜って感心。
シム・ウンギョンちゃんまで出てて、ともかく面白かったです。
ドラマファンも初見の方もきっと楽しめる
ドラマの世界観そのままなので、ファンの方も安心して観に行って大丈夫です!
映画化すると無駄に豪華なゲスト俳優が出てきてげんなりすることがありますが、この映画に関してはその心配はありません。
基本いつもの5人+カオリンでぬる〜い雰囲気は変わりないです。
小峰コールや酒木さんのマツキヨ三茶に続く語録も出てきてこれこれ!って感じでした。
ずっと楽しくニヤニヤ笑いを堪えながら鑑賞出来ました。
エンディングの月曜日戦争も含めすごく良かったのでオススメです!
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