つむぎのラジオのレビュー・感想・評価
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【”幼い頃に行ったイジワルの贖罪” ・・をコミカルに描こうとした作品。】
■つむぎ(長谷川葉生)の頭の中では、彼女にしか聞こえないラジオ放送が流れていた。そんな折、彼女は子供の頃に親友だったこより(米澤成美)と再会する。 頭の中のラジオの声に促され、つむぎはこよりを幸せにしようと画策する。 ◆感想 ・多分、今作の監督・脚本を担当した木場明義と言う人は、所謂インディーズ系の方なのだろう。 ・申し訳ないが、出演俳優さんも初めて観る方ばかりだし、後援者の中に、上田慎一郎監督の名前が有ったので、そのように思った訳である。 ・作品構成は、つむぎが少し精神を病んでいるようなのだが、その辺りはコミカルなトーンで描いている。 けれども、作品として面白いかと言われれば、疑問符が浮かんでしまう。 <木場明義監督の初期作品だそうなので、もう少し他の作品を見てみようかなと言う気にはなった作品である。>
キャストが光る
ばら蒔かれた伏線のみで進行する感じの物語、四章からなりシーンやカメラの切り替えも多く、中盤以降までは雑多な印象もありました。ただ役者さんは皆表現豊か、笑いも点在するので飽きなく観られ、徐々に引き込まれて行き最後は半ば強引だが大団円。面白かった(^^)
プロレスは関係ありません
精神的な疾患で自分に向けたラジオ放送が聞こえる女性つむぎと、20年ぶりに再会した小学生時代の親友こよりの友情と恋愛と一方的なわだかまりの話。
浜辺にやって来た彼女が彼氏に別れ話をしかけて振り返ったら誰もおらず…というところから始まり、違和感バリバリだったり、ぶつ切りで良くわからない流れから物語が展開して行く。
第1話 こよりの恋、第2話 糸井結太郎の困惑、第3話 つむぎのラジオ、最終話 最後の放送と話が進むにつれてストーリーが組み立てられて違和感の正体がみえてくるつくり。
組み立てた時の笑いに繫げる為はわかるけれど、とりあえず面白そうだからと思いつきでやらせたような変なリアクションがタップリだし、女性人2人の役所に魅力的なものがないし、ストーリーそのものに面白味は感じられずそれだけに頼ったコメディという感じ。
ラジオの設定も後半になってやっとこ登場したけど、必要性を感じないし直ぐに現れなくなるし、何となく活きていると感じたのは終わり付近だけだったかな。
残念ながら自分にはハマらず、一番面白かったのはメキシコ海峡デスロードだった。
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