「~「誰が何にベットするかは、自分で決めるもんだ!!」~」カイジ ファイナルゲーム 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
~「誰が何にベットするかは、自分で決めるもんだ!!」~
【賛否両論チェック】
賛:新たな仲間と共に這い上がろうと戦うカイジの姿に勇気づけられる。痛快などんでん返しも健在。
否:元々の設定が非常に荒唐無稽なので、そもそもの好き嫌いが分かれそう。毎回主人公を中心に上手いこと物事が進んでいくのも、どうしてもご都合主義に感じてしまう。
特に前作までの説明はしてくれないので、予備知識はあった方がよさそうですが、一応ストーリーとしては本作だけでも充分楽しめそうです。
超格差社会にあって、這い上がろうと躍起になったカイジが、新たな仲間を得て難攻不落なゲームの数々に挑んでいく姿は、観ているだけで勇気をもらえます。カイジが語る、
「誰が何にベットするかは、自分で決めるもんだ!!」
という言葉がステキでした。
そして何といっても本シリーズ特有の、相手が勝利を確信した直後のどんでん返しが、また非常に痛快です。今回もその魅力は随所で存分に発揮されているので、観ていて溜飲が下がる想いです。
シリーズファンのみならず、ちょっと元気をもらいたい時に、是非オススメの作品です。
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